8月17日に自身のYouTubeチャンネル「おかずクラブチャンネル」を更新したお笑いコンビ・おかずクラブのオカリナとゆいP。この日は9月で40歳になる交際経験ゼロのオカリナの恋愛観が明かされた。
ゆいPはオカリナことを「世界でいちばんチョロイ女」というくらい「時間をかけた押し」に弱いと力説。しかしオカリナ自身は「好きになるのはあるのよ。だからその、付き合いたいとかまでがないというか。だからハズいのよ。それ(自分が好きだという事実)がバレるのハズいから。告白の経験もしてないの」と交際に至らない理由を説明した。
さらに「なんか、そういうの(恥ずかしい気持ち)を捨ててまで告白できない。今のまんまで全然いいというか…」と気持ちを吐露。続けて「私、ずっと1人だからさ、2人の楽しさを知らないわけ。2人の楽しさも知らないし、1人の寂しさも知らないのよ。だから全然平気というか」と自分の言葉で語り、これがジワジワとネット上で共感を集めているようだ。
とりわけ「2人の楽しさも知らないし、1人の寂しさも知らない」というフレーズに「わかる!」「なんならひとりのこの自由を手放したくない」「最初からいないものに寂しさとか感じない。寂しいという感情を味わったことがない。むしろ誰かといるほうがストレス」「恋愛したい人がいるように、したくない人もいるんだよ」といった声が集まっている。
つまり、自分の好きなことを好きなだけできる1人の生活は、外野が思うより充実しているということだろう。厚生労働省によると、昨年令和5年の出生数は72万7277人で、前年の77万759人より4万3482人減少。出生率(人口千対)は6.0で、前年の6.3より低下している。
一方、出生数を母親の年齢別にみると、45歳以上で前年より増加し、他の各階級では減少している。オカリナやオカリナに共感する女性たちがこれから出産することを決断する可能性は「大いにある」と言い換えたら乱暴だろうか。
閉経する直前になって駆け込むように出産する女性が増えているということが、実に興味深い。
(森山いま)