二宮和也が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)の第7話が8月25日に放送され、世帯平均視聴率は前話の11.5%から0.6ポイントダウンの10.9%だった。
天城雪彦(二宮)の不在中に心臓病を抱えるウエスギモータース会長の上杉歳一(堺正章)の緊急手術を行った佐伯清剛(内野聖陽)。しかし、心臓を止めずに僧帽弁形成術をする佐伯式を行うことなく手術を中断。薬物治療に切り替えることにする。
天城の手術待ちで入院中の上杉歳一のところに、息子の歳弘(城田優)がやって来る。反目しあっているこの親子。歳弘は天城に、高額報酬と引き換えに、手術を失敗してくれと頼みに来たのだった。
一方、日本医学会の会長の座を狙っている菅井達夫(段田安則)は、佐伯に“歳一の手術を会長選挙の日に公開オペをしよう”と、提案する。
そして、会長選挙の日がやってきた。天城は、一度、オペに失敗したかのように装ったが、それは、佐伯の手を遠隔操作によって参加させるためだった。
手術は無事成功し、佐伯は会長に選ばれるのだが、そんな佐伯に天城は、緊急手術で佐伯式を行わなかったのはなぜか?と問う。そこで、佐伯の口元がアップになり、唇は動くのだが音声は聞こえなかった…。
このラストに視聴者からは「口だけ映るサイレント終わり。最後に佐伯教授は何て言った?」「佐伯教授は何か知ってるのかな。来週は渡海先生(二宮)も出るみたいだし」「気になり過ぎて1週間が長い」などの意見が飛び交った。
「これまで、それぞれの回想の中でだけ登場していた渡海征司郎が、東城大に現れるかのような予告に“天城と渡海の関係が明らかになるのか!”と、視聴者は大興奮でした」(テレビ誌ライター)
次回の展開が待ち遠しいこの週となりそうだ。