多くの芸能人に咬みついてきた“暴言芸人“霜降り明星・粗品が、9月3日までに公開された先輩・中山功太のYouTubeチャンネルで「おもろすぎ」とリスペクトする芸人を名指ししている。
最近では、元雨上がり決死隊・宮迫博之を「おもんない」とコキ下ろすなど、多方面への毒舌が浸透しつつある粗品。この日の動画では、中山から好きな芸人や尊敬する対象を聞かれ「芸人さんでいいですか? ちょっとだけ好きとか言ったり、匂わせはあるんですけど、“これがエグい”とか具体的にしゃべるのは初めてなんですけど」と切り出し、答えたのが、「『ななまがり』さん」。結成16年目の先輩コンビ(森下直人、初瀬悠太)を挙げている。
このチョイスに中山も「おもろすぎる」とすぐに共感。粗品いわく「おもろすぎます。ちょっとエグすぎますね。芸人が1番好きな要素のネタ。ネタがおもろい人には頭上がらんし、ななまがりさんってネタ以外も死ぬほどおもろい手札いっぱい持ってんねんけど、改めて、ネタがエグい」とのことで、オススメのネタとしては「バッティングセンター」を「あれ、エグいっすよね」と紹介していた。
「粗品の絶賛に、中山は、ななまがりのネタの特徴として“シンプルな作りで年齢層も問わない”点を力説し、なかなか普通の芸人には浮かばないアイデアであるとも説明しています。また、ななまがりの5年後輩にあたるコロコロチキチキペッパーズのナダルと西野創人も、様々な芸人がななまがりの単独ライブのチケットを買いたがるほど、特に同業者からの人気が高いと紹介。さらに、2008年まで日本テレビ系で放送されていた大学生芸人の発掘バラエティ『カイブツ』では、MCを務めていた俳優・きたろうから『天才コンビ』と称賛され、彼が所属するASH&Dコーポレーションにスカウトされたこともあるほどです。今回、粗品が珍しく先輩芸人を褒めちぎったということで、ネットには『この人が他人を褒めるの珍しい。それだけに興味でてきたというか、ななまがりのネタ見てみたいな』と彼らに関心を持つ人も増えていますね」(テレビ誌ライター)
ななまがりにとっては非常に強力なお墨付きを得ることができたのではないだろうか。
(木村慎吾)