松下奈緒主演ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)の第8話が9月19日に放送され、世帯平均視聴率は前話の6.6%から1ポイントアップの7.6%だった。
浅見家の長女・瑠璃(新井美羽)の受験コーディネーター・九条彩香(小雪)の勧めで、浅見家の居候となった瑠璃の同級生・山田未久(田牧そら)。未久の誕生日の日、スカイキャッスルの住人の同級生たちが集まりパーティーを開いたのだが、未久がベランダから転落。病院に運ばれたものの、後から搬送された官僚の息子を優先した、脳神経外科医の浅見英世(田辺誠一)。未久の処置は遅れ、その後、亡くなってしまう。
英世は、妻の紗英(松下)から、未久は英世がかつて付き合っていた看護師の希美(映美くらら)との子供だと知らされる。
その一方で紗英は、未久のスマホやノート、英世と希美のツーショット写真などを処分する。未久の死は、事件の可能性もあり、警察が動き始め、その嫌疑が瑠璃に向けられ連行されてしまうのだが…。
この展開に視聴者は「未久が浮かばれなさすぎて辛い」「未久のスマホには、九条の秘書の悪行が録画されていたよね」「ミクの遺品のスマホが消えていたら警察が真っ先に浅見家疑うだろ」など、騒然となった。
「これまで、悪女的に描かれていた紗英ですが、今回の第8話では、未久の遺体を引き取り葬儀も執り行うなど、優しさや情のある部分を見せました。視聴者からも『自分と家族の幸せが1番だけど、別に悪い人じゃない』など、紗英に対する見方が変わった回でした」(テレビ誌ライター)
九条の闇の部分を調べていた作家・南沢泉(木村文乃)は、未久の事件の真相に辿り着けるのか? 次回の最終回に注目が集まる。