2014年に開催された「岡山美少女コンテスト」でグランプリに輝き、故郷である「岡山の奇跡」ともてはやされた女優・桜井日奈子だが、本人にとってはそれが重圧にもなっていたようだ。ゲスト出演したラジオ番組「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)で、デビュー当初の苦悩を振り返ったのはさる9月17日放送回でのこと。
一部ネットユーザーからも事あるごとに「キセキ」と崇められていた桜井は、当時まだ17歳だったこともあり「“ありがたいな”って気持ちはありつつも、『岡山の奇跡です!』って紹介されて『はい、そうです』とは言えない」とリアクションに困るような状況だったと説明。また、世間から「あなたごときが“岡山の奇跡”なの?」と指摘されているような感覚があったといい、10代後半から20代前半にかけては「ボコボコに叩かれていました」「受け止めきれなかったですね。“なるだけ言わないでくれ!”みたいな」と悩んでいたという。
しかし、芸能活動10周年を迎えた27歳の現在では、「『そんなこともありましたね』って言えるくらい、健やかな受け止め方をできるようになりました」と心身の充実ぶりを明かしている。
「桜井といえば、9月6日にキャリア10周年を記念してリリースした写真集が大好評で、人生初の水着ショットが堪能できるとして男性ファンを大興奮させています。その発売記念イベントでは、そうしたネット民からの“ボコボコのアンチコメント”が影響したのか、『デビューしてからボディメイクがうまくいかず、15キロぐらい太ってしまった時期もあった』と告白。その後しばらくしてようやく自分なりのボディメイク術が見つかり、それまでの自分の体を隠すような衣装から、“見せられる体”を生かすファッションに変わったと話していました。その甲斐もあり、写真集には大胆な艶カットが含まれているとSNSで話題になっており、改めて『岡山の奇跡』を証明。桜井自身、“見せられる体”に対する自信がみなぎっているようで、写真集のデキを『1億点満点』と自己採点しています」(テレビ誌ライター)
今後は“ワタシが岡山の奇跡です”と胸を張って断言してほしいところである。
(木村慎吾)