お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信とフリーアナ・神田愛花が9月29日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、子どもの頃にダウンタウンの出演する番組を視聴禁止されていたことを明かしている。
この日の放送では、Facebookやインスタグラム、Threads(スレッズ)などのSNSを運営するアメリカのMetaが、18歳未満のユーザーに向けた利用制限の新機能を発表したことを紹介。その主な目的は、暴力的なコンテンツや美容整形のプロモーションなどの閲覧を制限することだという。
すると、スタジオでは出演者が幼少期に経験した“視聴制限”の話題となり、小宮は「親が教師だったので、この時間帯のこの番組は見ちゃダメとか」「ウッチャンナンチャンさんはいいけど、“ごっつ”はダメとか」と、1997年まで同局で放送されていたお笑い番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」を見ることを親に禁止されていたと話した。
これを受けて「我が家もそうでした」と反応したのが神田だ。「好きで見てたんですけども、“極力見ないように”って言われて」と親からクギを刺されていたというが、ある日、ダウンタウンの深夜の番組を見ていると「父親に初めてグーで殴られた。人生で1回だけ、唯一グーで殴られたのがその時だったんです。『この時間にそんな下品なモノを見るな』って」と、衝撃のエピソードを明かしたのだ。
「2人とも、なぜダウンタウンの番組を見てはいけなかったのか分からなかったと話していますが、小宮はたまたま見ていた『ごっつ』の回で、今田耕司と東野幸治が鼠径部まで見える極細ハイレグを着用していたシーンが映り、黙ってテレビを消さざるを得なかったという悲しいエピソードも話していました。日曜日20時からの放送ですから、当然、親も目を光らせていますよね」(テレビ誌ライター)
なお、当の今田本人も、“ごっつ”には「オレを虐待するだけのコーナーがあった」と告白。いわく、企画の流れに一切関係なく、ダウンタウンが隠し持っていたスポイトで今田の首にただ熱湯をかけるだけというものだったといい、「裁判したら勝てると思う」とも話していた。
“子どもに推奨できるものではない”と出演者も自覚しながら、やり切っていたのかもしれない。
(木村慎吾)