重岡大毅が木村拓哉とのドラマ共演を「バリ怖い」「後輩やけどムリ」と語ったワケ

 WEST.重岡大毅が9月28日放送の「モモコのOH!ソレ!み〜よ!」(関西テレビ)に出演。2021年放送のドラマ「教場Ⅱ」(フジテレビ系)で共演した俳優・木村拓哉に震え上がっていたことを明かした。

 番組ではまず、お笑い芸人・小籔千豊が、22年公開の映画「ある男」で共演した妻夫木聡の役作りへのこだわりを説明。同作で小藪は主演の妻夫木演じる弁護士の同僚役を務めている。小藪によると、撮影が始まる前、マネージャーを通して、妻夫木から食事に誘われたのだといい、面識がなかった小籔がその理由を聞くと「同僚役なのに撮影の時に“初めまして”はおかしい。それまでに仲良くなっておかないと」と言われ、小籔はその役者魂に驚いたのだという。

 他にも、妻夫木は弁護士役を演じるにあたり、事前に弁護士事務所や裁判所にも訪れ、法曹界の様々な要素を吸収して学んでいたのだとか。

 これを聞いた重岡は、自分は旧ジャニーズの大先輩・木村拓哉の俳優としてのプロ意識にいたく感銘を受けたといい、「教場Ⅱ」撮影現場のエピソードを紹介。同作で木村は警察学校の訓練生を厳しく指導する冷徹な鬼教官・風間公親役を演じており、重岡はその訓練生という役どころだった。

 重岡が言うには、「設定が怖い役やからなのか、現場でとんでもない緊張感をずっと出してて。オフの時も」といい、「初めて共演したけど、木村くんバリ怖いやん…後輩やけどムリやわ…と思うくらいやった」と振り返った。

「『教場』シリーズでは冷酷無比な風間の存在が作品の重要な要素になっており、重岡をここまでビビらせたことは、木村の意図通りだったと言えるでしょう。現場はカメラの無いところでも私語もできないほどの張り詰めたムードだったといいますから、重岡がビビるのも無理はありません。後輩からすると少々しんどい撮影だったかもしれませんが、こうした“空気づくり”こそが座長を任された者の責任なのです」(テレビ誌ライター)

 かつて「視聴率男」と呼ばれた木村の熱意とこだわりは、いささかも変わっていないようだ。

(木村慎吾)

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