最近では実業家としての顔も持つ、モデルでタレントのダレノガレ明美が「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。なかなか結婚に前向きになれない原因が“財産の行方”にあると正直に語っている。
同番組のさる9月22日放送回に出演したダレノガレは、アパレルブランド「CAROME.」の立ち上げや、スキンケア商品の開発・プロデュースなど、精力的に社長業もこなしている。現在34歳の独身。20代の頃から仕事一筋で大忙しだった彼女だが、30代の半ばにさしかかり、周囲からは「なんで結婚してないの? 何か性格に問題あるの?」といった言葉が浴びせられるという。
ダレノガレによると、結婚を躊躇してしまう理由は「私、財産取られたくないんですよ」とのことで、「旦那さんって、私が財布とか置いてたら1万円とか取りそうじゃないですか。それを毎日やってたりして、しまいには、イチャモン付けて離婚調停で財産取られる。そういうシナリオってあるじゃないですか」と持論を展開。
そのため、たとえ結婚するにせよ、事前に契約書を交わすことを考えているといい、スタジオの男性出演者らに「でも、どうですか? “財産分与は絶対しません”“あなたには1円も渡しません”っていう契約だったら、男性はどうですか?」と尋ねた。
お笑い芸人・月亭方正が「そこに愛がない」と突っ込むと、ダレノガレは「愛はあるんです。あるけど、お金は渡したくないの」と反論。その考え自体に「愛がないんですよね、結局」と返されたダレノガレは「(愛とお金は)別ですよ。そういうことを言ってる男性と結婚したくない」とし、「お金狙いだと思っちゃう」とも話している。
「ここまで“お金の行方”にナーバスになった背景には、ダレノガレの友人がパートナーに株を持って行かれてしまった失敗談があるようですが、さすがに“旦那さんって財布から1万円取りそう”という発言は、“あなたがそういう男性と付き合ってきただけでしょ!”とツッコミたくなるほど偏っている見方に思えますよ。実際、ダレノガレといえば、過去に交際した男性から『3年半で23回浮気された』エピソードなどを紹介し、“ダメ男好き”が囁かれたこともあります。それだけに、財産を取られる心配よりも先に、しっかりと男性を見抜く感覚を養ったほうが早いかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
一方で、ダレノガレはモデルとしてのデビュー当初、芸能活動に加えて、夜から翌朝6時までカラオケ店でアルバイトをしていた下積み時代があったと明かしたことがある。
今では大きな成功を収めた彼女だが、そうした苦労時代があるからこそ、お金にまつわる考え方は他の誰よりもシビアなのかもしれない。
(木村慎吾)