東京・新宿に駐車していたロケバス内で女性に性的暴行をはたらくなどした疑いで書類送検されたお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二容疑者。一部では、これが番組ロケ中の出来事だったとされており、同じくロケバスを利用することが多い他のタレントからは“不可解なシチュエーション”だと首を傾げる声も上がっている。
報道によると、斉藤容疑者は被害女性と車内で2人きりになるタイミングを見計らって犯行に及んだとのことで、女性から相談を受けた警視庁が任意の取り調べを進めたところ、斉藤容疑者は「軽率な行為」だったと容疑を認めているという。
これについて、10月7日放送の「ゴゴスマ」(TBS系)では、コメンテーターのオアシズ・大久保佳代子とユージがそろって疑問を口にした。大久保が「ロケバスなので仕事の途中だと思う。その時に何でそういう状況になってしまうのか」「(そもそもロケバスで)2人きりになる状況っていうのは難しい」と語ると、ユージも「ロケバスは何度も使用したことがある」とした上で、人がいつ車内に戻ってくるかわからない状況下で「そういうシチュエーションになるんだ…って」と不思議そうに話している。
また、斉藤容疑者の妻でタレント・瀬戸サオリはSNSから夫の騒動を謝罪しつつ、「性的暴行と報道されておりますが、一部事実と違う報道がなされています」と主張。斉藤容疑者の「一方的な行為ではなかった」ことを証明すべく、車内に搭載されたドライブレコーダーの解析を警察に求めていたことを明かした。
瀬戸の指摘するように、もしも双方に同意があったのだとしても、大久保らが疑問視した“なぜ仕事中にそうなるの?”という点は違和感が残るが、
「ただ、斉藤は昨年に起こした2度の不倫騒動で、“無類の女好き”であることが発覚したばかり。その点は、瀬戸も『夫の遊びは覚悟の上で結婚した』と語っており、過去のバラエティー番組では芸人仲間から肉食エピソードを暴露されたこともあります。さらに、昨年1月に恋愛番組『ロマンスは、デビューの前に。』(ABEMA)の合同取材会が開催された際には、“恋愛で後悔したこと”を聞かれ、高校時代の“暴走”を回想。斉藤は『恋愛禁止の高校に通っていた』とし、厳格な母にも『付き合うのは20歳以上から』と決められていたものの、『高校3年の時に好きすぎてガマンできなくて告白したんです。それ(禁止ルール)を破って』と説明。相手とは両想いで恋は実ったようですが、もっと早くからアグレッシブになっていれば…と後悔していました。そして高校で密かに愛を育んだ方法として、『駐車場で熱いキスを交わして、学校のバスが通る所で“みんなに見せてやろうぜ!”みたいな感じで結構攻めてましたね』と明かし、“禁じられたシチュエーション”をみずから楽しむタイプのようです」(テレビ誌ライター)
もちろん、お互いに同意があれば問題はないが、今回は相手女性との主張に一部食い違いがあるようで、斉藤容疑者のアグレッシブな姿勢は高校時代とは大きく異なる展開になってしまった格好だ。
(木村慎吾)