反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(フジテレビ系)が10月8日からスタートし、初回の世帯平均視聴率は7.8%だった。
物語は、昭和の熱血刑事・飛鷹千寿(反町)と、令和のクールな刑事・不破利己(杉野)がバディとなり、迷宮入り寸前のお蔵入り事件・通称“オクラ”の解決に挑む、というもの。反町扮する飛鷹は洞察力に長け機転が利く敏腕刑事だったが、ある事件がきっかけで警視庁捜査一課特命捜査情報管理室、通称“オクラ”に追いやられていた。そこは未解決事件に関する膨大な資料のデータを入力することが主業務の部署で、捜査権こそあるものの警視庁内では「刑事の墓場」と呼ばれていた。
その“オクラ”に優秀な刑事と評判だった不破が配属されてくるのだが、その裏には何か訳アリの様子。しかも、飛鷹の相棒に指名されてしまうのだった。
初回の視聴者の感想としては「シリアスな展開面白かったです。反町さん渋くてカッコ良かった」「こんな真剣な刑事ものが見たかった。犯人逮捕のためなら手段を選ばないカッコイー型破り刑事を待ってました!」「反町隆史さんの迫真の演技に引き込まれた。解決して良かったと思っていたら、衝撃の結末。驚きの面白さでした」など、満足感は高いようだ。
「法を無視した飛鷹の捜査手段に賛否が別れるところですが、主演2人の関係性や距離感は、悪くない。話題になったのは、飛鷹の車です。『相棒』(テレビ朝日系)で杉下右京(水谷豊)の愛車は日産のフィガロ。今作で飛鷹が乗っていたのはミニクーパー。よく似た車種なので“飛鷹の車、右京さんのに似てる”と話題になりました」(テレビ誌ライター)
冠城亘(かぶらぎ・わたる)を卒業した「相棒」も、10月16日から新シリーズが始まる。車種を似せたのは、反町なりの水谷へのリスペクトなのかもしれない。