令和最強の嫌われ芸人は、インディアンス・きむ一択なのかもしれない。10月22日、きむは自身のXを更新し、「M-1グランプリ2024」出場に寄せられたお笑いファンからのネガティブな反響に驚いている。
同大会の公式YouTubeチャンネルには「【2回戦直撃インタビュー】インディアンス」と題した動画がアップされ、2019年から21年まで3年連続でファイナリストだったインディアンス(田渕章裕、きむ)が2回戦を終えての感想を述べていた。
決勝の常連となっている芸歴14年目のインディアンスには1回戦突破のシード権が与えられており、15日に開催された2回戦も無事に通過。M-1での安定したパフォーマンスを披露し続ける2人だが、動画のコメント欄には「きむだけラストイヤーであってほしい」「マジできむだけ一回戦から出て欲しい」「やはり田渕さんだけ決勝進出してほしいな」「たぶっちゃんはキムじゃなくても決勝までいける。だけどキムはそうではない」などと“きむイジり”の書き込みが並んでおり、本人もこれにXで反応した。
22日、きむは動画のコメント欄をスクリーンショットで添え、「ねえねえみんなこんなもん?? きむだけ言われすぎてない?笑笑」と、あまりの嫌われっぷりを嘆いている。
「ただ、これまでのM-1をめぐるマウント発言の数々から、本人にも“立派な原因”があるといえます。23年2月放送の『フットマップ』(関西テレビ)に出演した田渕いわく、きむはM-1の決勝に進出したことがない“おもんない先輩”を認めておらず、何度も噛みつく光景を目撃してきたといいますが、22年以降は準々決勝敗退に終わっており、マウントが取れずモヤモヤしているとのこと。きむ本人も散々マウントを繰り返してきたM-1決勝進出という“箔”がなくなり『ツイッターで死ぬほど“ざまぁみろ”って来ました』と告白。また、田渕は『きむはデビュー当時からずっと嫌われている』とし、『面白くないと思ってるヤツには“おもろいと思ってないから、お前としゃべりたくないねん”とか言ってた。激イタなんですよ』と芸人仲間からも好かれていない原因を話していました」(テレビ誌ライター)
さらに昨年10月放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「令和の好感度低い芸人」では、当初の出演者リストにきむの名前が入っていなかったものの、急きょ“スタッフ推薦”によって出演が決定。異例の事態に「スタッフにも嫌われてる。スタッフ推薦ってヤバくないですか?」と語っていた。
芸人仲間、お笑いファン、そして、スタッフ。きむの嫌われっぷりは“令和最強”を名乗っても過言ではないほど、ダントツのガチだと言えそうだ。
(木村慎吾)