タレント・熊田曜子にとって「邪魔なママタレ」は、公私で付き合いの長い“美脚の主婦”だという。10月29日放送の「クロナダル」(テレビ朝日系)で披露したイニシャルトークが「わかりやすすぎる」として注目を集めている。
お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんと、コロコロチキチキペッパーズのナダルがMCを務める同番組では、ゲストの熊田に“ゲスい質問”を浴びせる企画を放送。答えなければ熊田の椅子に電流が流れるという仕掛けとあって、クロちゃんからは「自分が売れるために邪魔だと思うママタレは誰?」とギリギリな質問が出された。
これに熊田は「答えたら、その人との関係が変わってきちゃう可能性もあるじゃないですか」と回答を渋ったものの、最後は、とある先輩タレントの実名を挙げることに。ナダルは「リアル…」と反応したが、放送では名前が伏せられ「先輩ママタレのC・S」というイニシャルのほか、「ロンドンハーツ」(テレ朝系)や「もしもツアーズ」(フジテレビ系)などに出演していたとのヒントが紹介された。
ナダルが「確かに、“ずっといはるな”っていう感じがするよね」と当該タレントの息の長さに触れると、熊田は「万能なんですよ、本当に。もともと美脚で出てきて、そこからうまいこと主婦にシフトして」と説明。ナダルいわく、朝の番組でも「めっちゃ見る」とのことで、熊田は「そうなんですよ。元々は『ロンハー』レギュラーで出てたんですよ。だから元々は同じ感じだったんですけど…」と、スキャンダルもあった自身と明暗が分かれてしまったことを自虐していた。
「熊田のいつものサービス精神が炸裂したわけですが、今回は『さすがに簡単すぎる』『ヒント出しすぎ』『分かりやす!』との反応が出ており、あっさりと『坂下千里子さんですね』と特定する人が続出しています。熊田自身がヒントをいくつも挙げているので、あまり隠す気はなさそうでしたが、たしかに坂下といえば、1997年放送のエステティックサロン『スリムビューティハウス』CMで披露した圧巻の美脚でブレイク。幼少期に習っていたバレエがモノをいい『バッチリ、チリ脚』のキャッチコピーと共に人気タレントの仲間入りを果たしました。熊田とは『ロンハー』などで意気投合し、プライベートでも交流が深く、芸歴では坂下が7年ほど先輩ですが、同じママタレとして切磋琢磨。熊田からすると“邪魔に感じるくらいに実力のある人”という意味合いで、その器用なタレント力を讃えているのでしょう」(テレビ誌ライター)
特に週刊誌を賑わすようなスキャンダルもなく、94年のデビューから30年近く活躍し続ける坂下へのリスペクトと憧れが伝わる“マル秘トーク”だったと言えそうだ。
(木村慎吾)