松下洸平主演ドラマ「放課後カルテ」(日本テレビ系)の第3話が10月26日に放送され、世帯平均視聴率は6.7%。初回の5.4%、第2話の 6.6%と右肩上がりに上昇している。
今作は、産休補助教員として、小学校の保健室を預かる学校医となった小児科医の牧野峻(松下)が、児童たちのSOSを見抜き、解決に導く医療ドラマ。
医師としては有能な牧野だが、ぶっきらぼうで無口。しかも、仏頂面で「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ始末だ。 それでも着任早々、6年2組の野咲ゆき(増田梨沙)が授業中に居眠りを繰り返していたのをし、睡眠障害のナルコレプシーだと牧野は見抜くのだった。
そんな牧野に対し、転校生の冴島啓(岡本望来)は、牧野の悪評をまき散らす。実は牧野は、先天性心疾患で入院している啓の弟・直明の担当医だった。牧野を慕う弟のためを思って、牧野が、学校医をクビになれば、また、弟のいる病院に戻ってくると考えていたゆえの行為だった。
第3話で、これまで啓が牧野を敵対視していた理由が明かされると視聴者からは「牧野先生の言葉が心に響いて泣ける」「最後大号泣でした。牧野先生は冷たく見えるけど、ちゃんと見ていてくれて愛のある言葉や姿勢に胸がグッとなります」など、涙腺崩壊回だったようだ。
「注目されているのは、子供と対峙するときの目線です。牧野は相手が子供であっても、1人の人間として対等に話します。ですが、6年2組の担任・篠谷陽子(森川葵)は、牧野に『児童に寄り添え』と口うるさいですが、いつも上から目線でモノを言う姿勢に視聴者は嫌悪感を覚えているようです」(テレビ誌ライター)
第4話は、2泊3日の野外宿泊学校が舞台。児童からどんなSOSが発せられるのだろうか?