笑顔がトレードマークのあのジャニーズタレントが、過去にとんでもない悲劇を巻き起こしていたという。
1月11日に放送されたTOKIOの冠バラエティ番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にV6の年長組3人によるユニット「20th Century(通称トニセン)」の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の3人がゲスト出演。ほぼ同期であるTOKIOと80年代から90年代のジャニーズ事務所の裏事情について振り返った。
井ノ原はV6初期時代に岡田准一ら年少組3人によるユニット「Coming Century(通称カミセン)」との格差について語るなど、知られざるエピソードを告白。井ノ原は朝の情報番組「あさイチ」(NHK)でキャスターを務めるなど、ジャニーズタレントの中でもトップクラスの好感度を誇るが、彼の最大の武器である屈託のない笑顔が原因でクビになりかけたことがあったという。
「初めての雑誌撮影の仕事で、カメラマンから『笑って! いいね、いいね』と言われたため全力スマイルをカメラに向けたというのだが、井ノ原本人も認めてしまうほど仕上がりがブサイクな写りになってしまったとのこと。そして、その写真を見たジャニー喜多川社長からは『とんでもないことをしてくれたな』と大激怒されたといいます。TOKIOの松岡昌宏もその現場にいたようだが、どうやら本気でジャニーさんに説教されていたそうですね。結果、その後2年間くらいは雑誌の仕事がなかったといいます」(エンタメ誌ライター)
このエピソードに、視聴者は「カッコいいかは別だけど、いい笑顔してると思うよ」「イノッチのスマイルからは癒しをもらってます」「イノッチの笑顔は素晴らしいから自信を持ってほしい」と、今さらながら励ましの声が集まる事態にまで発展している。
しかしその屈辱があったからこそ、井ノ原は「絶対に売れてやる!」というハングリー精神が芽生えたとのこと。あの、お茶の間をなごます笑顔の裏には、そんなジャニーズならではの歴史があったのだ。
(田村元希)