1月15日に鳴り物入りでスタートした木村拓哉主演ドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)。初回の14.2%という視聴率は、1月クールの民放連続ドラマ暫定トップである。
「SMAP解散後初のソロ仕事として、草なぎ剛主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)との視聴率対決が注目されていましたが、結果は『嘘の戦争』初回視聴率が11.8%でしたからキムタクの勝ち。しかし、中身については『薄っぺらな内容』『リアリティのない配役』などと酷評されています」(芸能ライター)
特に違和感が語られているのは、心臓血管と小児科が専門であるキムタク演じる沖田一光が、脳外科手術をすることになると予測される展開だ。
「いくら何でもリアリティがなさすぎる。キムタクが色黒すぎて医者に見えないとか、菜々緒がチャラチャラしていて弁護士に見えないとか、見た目に対する違和感より内容に対する違和感のほうが深刻です。そんな中で松山ケンイチ演じる野心に燃える井川颯太はリアリティがあり清々しかった。初回は松山がいなければ話が進んで行かないほど、浅野忠信や柄本明らをムダ使いした残念な仕上がりでした。松山はこのドラマにおいて完全な脇役ですが、すでに主演のキムタクを食っています。ネット上でも『マツケンみたいな医者っていそう』『マツケンがこのドラマを引っ張ってる』といった感想が多いですからね」(前出・芸能ライター)
主演ドラマはコケがちな松山だが、脇を固めるこのドラマなら実力を発揮できるかも?