同じグループに所属しているメンバー同士でもお互いの給料を知らないということはザラで、大所帯のアイドルグループ・AKB48ではなおさらだ。
海外にも姉妹グループが存在するAKBは現在、日本国内外合わせると500人を超えるメンバーが在籍しているわけだが、その給料はやはり人気や仕事量に応じて変動するようだ。
11月18日に放送されたバラエティ「クロナダル」(テレビ朝日系)では、元AKB48でタレントの柏木由紀がAKB時代の給料事情をぶっちゃけたところ、同じくAKBのOGである大家志津香が絶叫する場面があった。
同番組で、AKB時代の給与体系について柏木は「年俸制で、今年の頑張りが来年に反映される」と説明。さらに一番もらっていた時期の給料について、スタジオで話を聞いていた現役のAKBメンバー・山内瑞葵に耳打ちすると、金額を聞いた山内は驚きの表情を浮かべ、「夢ありますね」とコメントしていた。
一方、大家も当時の給料を柏木に耳打ちで教える流れになったが、その金額を聞いた柏木は「(自分と)全然違う」と、想像以上に低い金額だったようで爆笑。大家も「新事実です。15年一緒にいて。でもよかった、大人になったあとにこういう話ができて。20代だったら…」と、柏木との給料格差について嘆いていた。
「選抜総選挙で最高2位に輝き、選抜に選ばれた回数も歴代最多の51回を数える柏木。在籍期間も歴代最長の16年半とあって、高く評価されていてもおかしくないでしょう。一方の大家も15年ほどAKBに在籍していたものの、選抜総選挙での最高位は29位で、全盛期のほとんどのシングルでは選抜外だったことを考えれば、柏木との給料格差がえげつなくても仕方がないこと。
今回の番組には、選抜の常連だったOGの北原里英も出演し、柏木とともに睡眠時間が3時間だったという一番忙しかった当時の殺人的スケジュールについて振り返り、思い出話に花を咲かせていましたが、大家だけは他人事のように話を聞いており、『私だけ(選抜)入ってなかったので全然分からない』とぶっちゃけていましたね」(アイドル誌ライター)
しかしながら、選抜にほとんど入ることはできなかったにもかかわらず、こうしてAKB卒業後もピンでバラエティに出られていることを考えれば、大家も十分、すごいと言えるだろう。
AKB卒業後には給料が歩合制となり、給料日を意識するようになったという大家だけに、もしかしたら現在では柏木を超える月があるかも?
(石田安竹)