お笑い芸人・明石家さんまが11月23日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)で、2月に吉本興業を退所した元プラス・マイナスの岩橋良昌の“後悔の念”を明かす一幕があった。
岩橋と兼光タカシからなるプラス・マイナスは2003年に結成。モノマネを取り入れた軽妙な漫才はお笑いファンの間でも人気を博し、昨年5月には上方漫才大賞を受賞するほどの実力派だった。
しかし、岩橋のXでの“暴走”投稿を受け、2月に吉本から契約を解除されると、コンビもそのまま解散へ。以降、岩橋はフリーで活動し、兼光はピン芸人として今も吉本に在籍している身だ。
この日、番組にゲスト出演した兼光は「ピン芸人の兼光タカシです!」と元気よく挨拶。これにMCのさんまが「ただ、岩橋は戻りたいねんて」と告げると、兼光は「え…そうなんですか?」と驚きの表情を見せていた。
岩橋とは2月の退所後もゴルフを楽しむ仲だというさんま。おのずとXでの不適切投稿や吉本との仲違いにまつわる話題になり、「『何であんなこと言うたんやろ』って」と岩橋の口から自身の言動を悔やむような発言があったという。
「ただ、岩橋については、“たった1度の過ち”というわけではなく、複数回にわたりタレントの実名を出した真偽不明の告発を繰り返し、吉本から再三注意を受けていました。昨今は、フワちゃんのように、1つのポストだけでCMや番組を降ろされてしまうご時世。兼光からすれば、岩橋との再結成でわざわざ危険な橋を渡る気があるのかというところでは…。しかも、2月の解散時には事前に何の相談もなく、兼光に住宅ローン『1億2000万円』が残った状態で、退所を強行された経緯もあります。ネットにも、今さらさんまを通して“後悔”を伝える岩橋に対し『都合良すぎだろ』『兼光さんはもう関わらないほうがいい』『テレビで言うんじゃなく、水面下で話してほしい。兼光さんがどんな想いで過ごしてきたか…。岩橋さんも本気なら兼光さんに直接話してほしい』などの反応がありました」(テレビ誌ライター)
現在も兼光は吉本に在籍しており、再結成を望むなら、岩橋は相方だけでなく、会社への謝罪も必要になるだろう。前途多難ではあるものの、岩橋が本当に反省をしているのであれば、ケジメをつける良い機会になるかもしれない。