1月17日にスタートしたドラマ「カルテット」(TBS系)。初回視聴率は9.8%と、前クールが大人気となった「逃げるは恥だが役に立つ」だけに少々物足りない数字での発進となった。
しかし、数字以上に視聴者の反響は大きく、放送終了後にはツイッターのトレンドワードに「カルテット」がランクイン。さらに満島ひかり演じるチェリスト・世吹すずめがドラマ中に食べた「みかんつめつめゼリー」もランクインを果たした。
満島が演じている「すずめ」は空気を読まないマイペースな自由人のため、放送中のネット上では「すずめウザい」「イヤな女」などの批判的な声が目立っていた。しかし、エンディングでクラシカルなヘアメイクにドレスをまとって歌う満島が出たとたん、批判の声止まったのだという。
「主演4人の番組限定ユニット『Doughnuts Hole』が歌う、椎名林檎書き下ろしの主題歌『おとなの掟』は、満島だけでなく他の3人も大人の色香を醸し出しながら、実にしっとりと意味深に歌い上げています。前クールドラマ『逃げ恥』のエンディング『恋ダンス』が“誰でもまねできる歌と踊り”だったのに対し、この『おとなの掟』は見ているだけで満足感が得られるエンターテインメント作品のように仕上がっているのです。『これだけで短編映画みたい』『これぞ大人の艶やかさ』『かっこよすぎ』など絶賛の声が挙がっています」(テレビ誌ライター)
ドラマ1本の間に“ウザい女”と“妖艶な女”の顔を見せてくれる満島から、今後も目が離せない。