マジメで一途なタレント・関根勤にとっては、昨今の芸能界で起きている騒動は理解できないようだ。YouTube「関根勤チャンネル」の中で、業界の女性スキャンダルや妻への愛情について熱弁をふるっている。
関根は「芸能界に蔓延る不適切な女性関係を関根が一刀両断!」と題し、さる11月30日付の動画に登場。“妻以外の女性にはなびかない究極の理由”とのテロップのもと、「妻とはたくさんの思い出がある」と他の女性にはない深い思い入れがあると語る。
続けて「妻が風邪ひいたり、(長女の)麻里が夜中にヒジが抜けて病院に行ったり、中耳炎で救急病院に行ったり。いろんな思い出がある」と苦楽をともにしてきた日々に勝るものはないとし、たとえ芸能界にいる美女であっても「妻には勝てない」と断言した。
さらに「芸能界では女性関係で問題を起こした人がいるよね」とし、スキャンダルタレントたちに向けて「奥さんとの思い出をないがしろにするな」「奥さんはあなたの子どもを命をかけて産んでくれた。ミルクを出すためのマッサージだって、痛かったはず」「そういうのをちゃんと想像しろって」などと“説教”。
芸人界でも、2020年にアンジャッシュ渡部建が六本木のトイレで不貞をはたらいたほか、10月には元ジャングルポケットの斉藤慎二がロケバス内で女性に暴行をした疑いが浮上している。
これに関根は「オレは綾瀬はるかさんに迫られたって断る。それは多目的のトイレだろうが、ロケバスだろうが、オレは断る」と信念の強さを示し、「まぁ、来ないんだけどね。逆Win-Win。向こうも来ないけど、オレも断る」と自虐を交えながら語っていた。
「関根は3月に掲載された『FRIDAY DIGITAL』のインタビューでも、芸歴50年で不祥事ゼロという健全なキャリアについて『そもそもそういう場に行かないから』と話し、『夜の街よりも娘の麻里と遊ぶ時間の方が何倍も楽しかった。だから仕事が終わるとすぐ家に帰っていました』と説明。家族と過ごす時間を何よりも大切にしてきた関根にとって、次々に明るみになる芸人らの女性問題は、“妻を悲しませるなよ!”という想いで見ているようです。“女遊びも芸の肥やし”などとする風潮もある中、家族愛を力説した関根には、ネットから『素晴らしいお言葉ですね』『こういうことを芸能人のそれなりの立場のある方が言ってくれると励みになります』『関根さんにこういうことを言わせることのできる奥様もきっと物凄く素敵な方なんだと思う』『改めて大好きになりました。関根さん、スゴく素敵です。ありがとう!』などの歓声が相次いでいます」(テレビ誌ライター)
芸人としてだけでなく、夫、父としても鑑のようなコメントだったと言えよう。
(木村慎吾)