『カルディ』に行くと、いろんなボトルが置いてあって「油なの？ソースなの？なんかの素なの？」などなど、気になるものが多いですよね。しかも、ネーミングに結構引き寄せられる。「いったいどうなの～！」と言いたくなるものが豊富です。
ということで、今回購入したのは「万能イタリアン 悪魔のパスタソース」(429円)、「ワトキンス アンチョビソース」(626円)、「なんでもスモークソース」(488円)。実際に味わってみることにしました。
まずは「万能イタリアン 悪魔のパスタソース」。トマトベースにニンニクと唐辛子を効かせた辛口万能ソースで、実際にパスタに和えてみたところ、最初はそこまで辛くはないけれど、食べ進めていくうちにじわじわ舌に辛さが蓄積していく味。なので、ピザやトーストにも合いそうです。このソースととろけるチーズがあれば、いろんな料理の応用に使えそう。悪魔的な辛さではなく、最後に悪魔がニヤッとくる感じ？ それよりも小悪魔的とか背徳的みたいな魅力があるという意味の悪魔？ ちょっと辛さの効いた便利なトマトソースです。
「なんでもスモークソース」は、本当に名前通り！なんでもかけるだけでスモーキーになっちゃうソースです。醤油ベースのソースですが、肉はもちろん、野菜やお豆腐だってスモーキー！ 醤油の香ばしさ……ではなく、燻製のような風合いになるので、今まで燻製にしなかったものまで燻製風になっちゃう面白さ。醤油コレクターや醤油の味比べが好きな人にはたまらないアイテムだと思われます。
そして、今回一番インパクトがあったのは「ワトキンス アンチョビソース」です。旨味が強い！ そして香りも塩気もスゴい！ 目分量で適当に入れちゃうと、カタクチイワシが口の中に100匹ぐらい一気に襲ってくるような力強さ。旨みの濃縮具合が、他の2つのソースに比べてダントツです。
なので、最初はレシピを見て忠実に分量を計って料理することを推奨。でも、これでパスタを作ったらものすっごく美味しい！ これさえあれば、アンチョビチューブもアンチョビの缶詰もいらない。「ちょっと入れるだけでこんなに美味しいの？」という衝撃があります。おそらくだけれど、煮干しが味の軸となっている、いわゆるセメント系濃厚ラーメンが好きな人はどハマりするソース。「ラーメンの麺でも和えてみたい」と思わせてくれますよ。
ということで結論。悪魔のパスタソースもなんでもスモークソースも「なるほど～商品名通り！」という印象ですが、アンチョビソースは「ここまでスゴかったのか！」という衝撃。「たまにはちょっと変わった味を楽しみたいな」というときにオススメの3本ですよ。
(ロドリゴいしざわ)
