12月24日の昼間に放送された「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の森山良子が出演。7年前から2世帯住宅で同居している、娘婿であるお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、自身のコンサートに「1度も来たことがない理由」について説明し、優しい気持ちにさせてもらった。「オギは、絶対に良いとわかってて、絶対に泣くとわかってるから、わかっているものに行ってもしょうがないから」これまでに1度も森山のコンサートに来たことがないという。
さらに「(小木が)泣いたりすごい感激したりしてくれそうなのがわかる」と言い、「意地を張って1回も来ていません」と笑う森山に「令和のサザエさん一家」を感じずにはいられなかった。森山は小木のことを「とても優しくて正直で」とも言っていたから、“マスオさん”になってくれた小木と、義母である“フネ”の立場である森山の関係が良好であることは言うまでもないだろう。
同日の夜に放送された「踊る!さんま御殿!!4時間SP」(日本テレビ系)には小木と矢作兼が「おぎやはぎ」として出演。小木は“サザエさん”にあたる妻が、毎日のように飲み歩き、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二やロックバンド・氣志團の綾小路翔らを家に連れて帰ってくることもあると告白した。
そんな時はみんなでギターをかき鳴らし、就寝していた小木に「オギ、オギも一緒に歌おうよ!」と起こしにくると明かし、スタジオは笑いに包まれた。隣にいた矢作も「森山良子さんも来たりして、歌って。それで東京03の角ちゃんも来て、いい感じになって、付き合う付き合わないみたいな話に…。森山良子さんと角ちゃんがイチャイチャしてるんだろ?」と森山とお笑いトリオ・東京03の角田晃広の意外なエピソードを暴露すると、小木は途中で苦笑してはいたが否定せず、「怖くて」とポツリ。続けて「角ちゃんはちょっと口説く感じで…怖くて、なんか。キスすんじゃねぇかと思って、こっちは」と振り返り、さらにスタジオ内の笑い声は大きくなった。
そう、これなのだ。小木は嫁・サザエの実家で義母・フネ=森山と同居しているマスオだが、サザエさんやフネに遠慮しているところは見当たらない。それどころか、森山が角田と「キスをしそうで怖かった」と正直に明かし、隠したりしない。ここが昭和に生まれ愛された「サザエさん」と大きく違う部分であり、フネにあたる森山から、マスオにあたる小木が「優しくて正直」と称賛される理由だろうと納得した。
これからも「令和のサザエさん一家」の愉快な話をたくさん聞かせてほしい。
(森山いま)