コストコで販売して人気に火が付いた千年屋の「しっとりなめらかおとなのばうむ。」。プレーン味のほかに、これまでいちご味、バナナ味が期間限定で販売されている。そして、このほど登場した新フレーバーが「焦がしバター風味」だ。昨年秋の発売当初は、店舗でもオンラインでもたちまち完売したという話題のお菓子である。これまでの味とどう違うのか、食べ方にどんなアレンジ法があるのか、本サイト“実食ライター”ロドリゴいしざわが迫った(12月21日配信)。
『コストコ』で一時期飛ぶように売れていた「しっとりなめらかおとなのばあむ。」ですが、プレーン味が販売終了し、バナナ味が出て、またプレーン味が出て、そして登場したのが「焦がしバター風味」16個入り1,448円。「焦がしバターって、もぉそれだけで食欲をそそる!」ということで購入です。果たしてプレーンとどう違うのか……。
箱を開けてみると中の梱包は一緒。透明な袋に個別包装になっています。そのままで食べてみると、しっとりしていてやっぱり美味しい。「そこはかとなくバターが香るなぁ」という感じです。
しかし、これは“焦がしバター味”。ということは「加熱した方が美味しいのでは?」と思ってレンジで10~20秒温めたところ、バターの香りが一気に立ち、ばうむ自体もしっとりほかほか、ふわふわで“ワンランク上”の美味しさに! これ絶対、あっためた方がいい。焦がしバターの風味をしっかり感じられます。
このままでもちろん美味しいけれど、バターの香りがしっかり感じられるようになると、なんかアレンジしたくなる。生クリームやメープルシロップをかけたりしたら美味しそうだし、アイスクリームを添えても絶対に合う。そのままで食べると普通にバウムクーヘンなのに、温めると幸福度が増すというか、もっと美味しく味わいたいと思うから不思議です。
しっとりなめらか感はプレーンとほぼ同じだけれど、温めるとバターの香りとコクがしっかり感じられる焦がしバター風味。そう考えると、「バナナ味も買ってどんな味なのか食べておけばよかった……」といまさらになって後悔が。
それこそ、いろんな味入りのアソートボックス、詰め合わせセットみたいなの出してくれないかなぁ。メーカーのサイトを見ると、ミルク味とかココア味、メープル味などがあるので、そっちも食べてみたい。そのうちコストコで販売されることを期待したいと思います!
(ロドリゴいしざわ)