全世界で話題沸騰の韓国ドラマ「イカゲーム2」が、Netflixのテレビ非英語部門で3週連続トップに立った。公開直後には92カ国で1位を獲得し、その余波で「シーズン1」もTOP10入りするという世界的大ブームに。このドラマを観ないなんて、時代遅れ?
サバイバルゲームを通じて人間の欲望と心の闇を描き、大ヒットを収めた「イカゲーム」だが、シーズン2にはコメディ的な要素も含まれている。新キャストと新たに始まるゲーム、そして特に注目されているのが音楽の使い方だ。エンタメ誌ライターが言う。
「シーズン1でも話題になった、動いた者が殺される“だるまさんがころんだ”ゲームが今回も最初に登場します。韓国語では『むぐんふぁ こち ぴおっすむにだ(ムクゲの花が咲きました)』と歌われるのですが、この不気味な曲が日本の小学生向けのゲーム配信動画によく使われているのです。今では小学生がイカゲームの曲を口ずさむぐらいですから、今後TikTokなどで『Bling-Bang-Bang-Born』や『ギリギリダンス』並みの大ブームになるかも。第3ゲームで使用されている曲は、もともと『ドゥングルゲドゥングルゲ』という韓国の童謡なのですが、着信音ランキングで10位以内にバージョン違いで3曲も入っている。今後、日本のアーティストがカバーする、なんてこともあるかもしれません」
新キャスト陣に、元BIGBANGのT.O.Pことチェ・スンヒョン、元IZ*ONEのチョ・ユリ、演技派イム・シワンら韓国のトップスターが加わり、一段とパワーアップした「イカゲーム2」。すでに次シーズンの構想もあるというから、余韻を持たせた終わり方も含め、今後の展開から目が離せないのである。