雪が降っても降らなくても寒い! 会社の暖房が効かない~、家がなかなか暖まらない~など、「底冷えする寒さに耐えた1日の夕ご飯は鍋でしょ!」ということで、『カルディ』で買ってきました“鍋の素”3種。実際に食べ比べてみました。
最初は「ホタテとあさりの旨だし鍋の素」(228円)。1~2人前が2袋入りなので、一人暮らしでも使いやすいサイズです。パックには「ホタテとアサリ2種類の貝エキスを使用した優しくてまろやかな味わい」と書かれています。
そしてレシピは、たら切り身2切れとアサリ6粒、豆腐、白菜、長ネギ。シメにはうどんやにゅう麺がオススメとのこと。実際に食べてみると、貝ダシだけではなく、昆布と鰹節エキスも入っているので、王道の“寄せ鍋プラス魚介の旨み”という感じ。これ、貝アレルギーの人以外、嫌いな人はいないと思う。白菜だけじゃなく、春菊とか飾り切りしたニンジンやシイタケを入れてもよさそうです。
そして、今回一番「アーッ!」と思ったのが「きゃべつとにらと豚肉のあっさり鍋の素」(286円)です。ごまを加えたコクのある味噌味の鍋の素なのですが、オススメのレシピはもちろん、豚肉薄切り、キャベツ、にら。そこで昨今のキャベツ高騰問題ですよ。
うちの近所のスーパー、キャベツひと玉598円! 半玉でも378円! もぉ高級食材じゃんキャベツ。いくら豚肉やニラが安くなっていても、キャベツ1/2玉用の鍋って、「なんでこの鍋の素選んじゃったの〜!」と若干の後悔が。ゴマと味噌だから、体が温まるいい鍋の素なんだけれど、予算的に「うっ」と感じる鍋になりました。1袋3~4人前なので、次に使うときはキャベツが値下がりしたときかなぁ。または白菜で代用するか……。
その点、予算的にそこまで圧迫しないのが「チリトマ鍋の素」(213円)。パッケージに「トマト缶を煮込むだけ」と書かれています。1袋2~3人前で、袋に書かれているレシピはトマト缶、鶏もも肉、キャベツ、玉ねぎ、エリンギ。キャベツはさっきの鍋の素で買った残りがある! トマトは缶詰だし鶏肉だし、財布にやさしい……。
実際に食べてみると、クミンパウダーとかコショウとかなどの香辛料が入っているので、鍋というより具沢山スープみたいな感じ? ご飯もいいけれど、パンやパスタにもこれは合う。パッケージの写真にもあるように、ジャガイモやニンジン、ソーセージを入れるのもよさそうです。そしてこれは、キャベツがどうしても必要な鍋ではなく、「あったらいいな~」レベル。ブロッコリーを緑色担当で代わりに入れるのも全然オッケーだと思われます。
ということで結論。キャベツ高騰の現在、キャベツが主役になる鍋の素は選ぶと予算が高めに。チリトマ鍋のように他の緑色の野菜でもよさそうな鍋の素や、キャベツよりも白菜が合いそうな鍋の素を選ぶのが2025年の冬はオススメ!でした。
(ロドリゴいしざわ)