モデルの佐々木希さんは、2016年のクリスマスパーティは「秋田会」で祝ったようです。秋田会とは、どうやら秋田県出身同士の女子会のよう。この会のメニューは“秋田名物”が目白押し。なかでも「いぶりがっこ」はその見た目の異様さから、ひときわ目立っていました。
秋田県では漬物のことを「がっこ」と呼ぶそうで、「いぶり」とは「燻り」のこと。つまり、「いぶりがっこ」とは、「燻(いぶ)した漬け物」という意味があります。
何を燻したのかというと、それは大根。ちょうどたくあんのようなものですね。
秋田のような厳寒地域では、そのまま大根を干すと凍ってしまうため、囲炉裏(いろり)の上に吊るして燻したのだそうです。その後、米ぬかで漬け込んだものがいぶりがっこです。
普通の糠漬けやたくあんとは異なる味わいがあるそうで、きっと佐々木さんの心にも懐かしく響いたことでしょう。
ちなみにこのいぶりがっこ、しみじみ漬け物として味わうほか、最近ではお洒落にワインと楽しむアイデアなどもたくさん紹介されているので、ぜひお試しあれ。
ちなみに漫画家・作家の内田春菊さんは、なんとクリームチーズを乗せていただいていました。ホムパやお酒の新しいおつまみとしておすすめですよ!