まさに「お祭り騒ぎ」と言っても過言ではないクレジットカードのキャンペーンが2月に開催されていたのをご存知だろうか。セゾンカードにてリボ払いのお買い物を利用すると最大3万円のキャッシュバックがもらえる企画だ。リボといえば、金利ばかり支払い続ける借金地獄の入口かの如く危険な印象を持つ人も多い。しかし、キャッシュバック条件をクリアした後に繰り上げ返済すれば金利はごくわずかに抑えられる。かくいう俺ももちろん参加させてもらった。
対象者は、1月14日時点でリボ払い残高を保有していないセゾンカード保有者だ。キャンペーン開始の2月11日以降にリボを利用し、3月14日にショッピングリボ残高を保有していればOKだ。キャッシュバック額は5万円利用で5000円、10万円利用で1万5000円だが、15万円利用で3万円となるので最大額狙いにいくしかないだろう。しかも、驚くべきことにカードを複数枚持っていても、それぞれ還元対象となる。俺もセゾンカードを2枚保有しているので、6万円を狙えると思うとワクワクが止まらないぞ。
しかし、キャンペーンが始まってから一週間で内容に変更があった。早期終了されるとのことだ。一部SNSでも話題になり、想定以上の利用で予算が枯渇したのだろう。キャッシュバック対象は2日後の2月20日までのカード利用で終了となる。元々カード利用期間は１カ月程度あり、のんびり構えていたが急いでカードを使わねば。
特に使い道がない場合に便利なのは、プリペイドカードへのチャージだ。中でも俺が愛用しているのは「IDARE（イデア）」なるカード。クレカから残高の加算ができるのはもちろん、VISA加盟のお店やネットでの支払いに利用可能だ。しかも、保有額に応じて年率2％のボーナスが毎月加算されるので、銀行預金よりはるかに高利回りになる。早速、2枚のカードで15万円ずつチャージしておいた。リボ払いのキャンペーンは少々複雑になるので続きは次週に。
和田虫象（わだ・むしぞう）：1980年生まれ。専門学校卒業後、芸能活動をするも芽が出ず、底辺ライター兼便利屋に。ニート気質ではあるが「きっついお仕事」「俺の旅ーニッポン縦断強制放浪」（いずれも鉄人社刊）の著書がある。
