4月8日朝、女優の広末涼子容疑者が逮捕されたというニュースを各メディアが一斉に報道。衝撃が広がっている。
「7日午後6時50分ごろ、新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こした広末容疑者は、同乗していたマネジャーとみられる男性と病院に搬送されました。2人の命に別条はなく、大型トレーラーの運転手もケガはないんですが、4月8日午前0時20分ごろ、広末容疑者は、搬送された島田市の病院で看護師の37歳の女性を蹴ったり腕を引っかいたりする暴行を加え、ケガを負わせた傷害容疑で現行犯逮捕されたんです。看護師は軽傷とみられますが、島田署は広末容疑者の認否を明らかにしていません」(週刊誌記者)
広末容疑者といえば、2003年にモデル・岡沢高宏と結婚し、翌04年に長男を出産するも、08年に離婚を発表。2010年には実業家のキャンドル・ジュン氏との再婚を発表し、次男と長女をもうけたが、23年6月の 料理人の鳥羽周作氏とのW不倫が報じられた。当初鳥羽氏との交際を否定したものの、のちに認めて謝罪。結局、所属事務所は無期限謹慎処分となるが、その後、13年間連れ添ったキャンドル・ジュン氏との離婚を公表。二男一女の親権も持ち、子育てと芸能活動を並行させ、翌24年2月、26年間所属した事務所から独立し、個人事務所を立ち上げた。
そんな広末容疑者だが、逮捕直前に放送され、久々の全国放送となった3月28日放送の「ザ・共通テン!」(フジテレビ系)で語った“親として息子に言わなければならないこと”に、大量のツッコミが視聴者からネット上に殺到もしていた。
番組では、3人の子どもを育てる立場として、12人のママ友たちと食事を楽しみながら子育てにまつわるトークを展開。息子たちの恋愛事情に関し“どこまで口を出していいかがわからない”と嘆きつつも、留学に向かう長男に“ドラッグと男女の性的行為”については「絶対に」と強調しつつ「ちゃんと親として言わなきゃと思って」いたと発言。さらに、「でも、うちの学校は結構、性教育に対しても早くからやってくれる学校だったから、全然違和感なく受け入れてくれて。話した時に『そんなのわかってるよ!当たり前じゃん!』『オレ、そういうのビビりだからさ!』みたいな。だから結構しゃべりましたね」と続け、性と薬物について早くから教育していたことを詳細に語ったのだった。
また、「親としては、人に迷惑かけないでとか、人に優しくしてとか思うけど。そんなことはもう(長男は)20歳だからわかってるし、私もこうやって、お友達に恵まれているみたいに、家族と友達が1番の財産だと思うから、それさえあれば生きていけると思ってて」と、子供たちが周囲の人間を大切にするよう願っていた。
「とはいえ、その広末容疑者自身が夫のキャンドル氏や、鳥羽氏の妻子を悲しませたとは言えるでしょう。そのため、今回の番組内で広末容疑者が語った性教育や、“他人に迷惑をかけないことの重要性”、そして、家族の大切さにまつわる育児論には、世間から『ツッコミどころ満載』『説得力がなさすぎる』などの反応が相次ぎました。また、そうした持論を語る広末容疑者のVTRをスタジオから観ていたタレントのヒロミらが、まるで“腫れ物”に触れるかのように気遣ってコメントしていたように見えた点にも、視聴者が違和感を覚えていたようです」(テレビ誌ライター)
“子どもたちには自分のような過ちを経験してほしくない”という、広末容疑者なりの育児論だったということだが、まさか傷害容疑での現行犯逮捕とは、この番組放送時点では誰が予想しただろうか。
(木村慎吾)