誰かと比べることはよくないと分かっているのに、ついつい「自分のほうが劣っている……」と感じて落ち込むことはありませんか? そんな自分を変えたいと思ったら、次のように考えてポジティブにマインドセットしてはいかがでしょうか。
■比べてしまうことを否定しない
誰かと比べて一喜一憂したり落ち込んだりするのは、「よりよくなりたい」「素敵な自分でいたい」と思うからこそ。その向上心をまっすぐ受け止め、次のステージに向かっている自分をたっぷり褒めてあげましょう。周りにいる人たちは一人ひとり違うので、よい部分もそうでない部分も見えるのは当たり前です。まったく比較しないことのほうが難しいのですから、自然な感情だと受け止めることも大切ですよ。
■うらましさを“参考”にする
うらやまし過ぎて苦しい気持ちになったら、その人がそれを手にしたルートや方法を参考にし、自分にとっての成功に生かしましょう。相手を蹴落そうとするのではなく、一緒に成功を喜んでその秘訣をシェアしてもらったほうが、お互いによりよくなっていけるはずです。
■一緒に成功すればいいと考える
誰かが成功したとして、この世で1人しか成功できないことなどそう多くはありません。同率1位を狙ってもいいですし、ほんの少しの差ならほとんど同じと思っていいはずです。誰かだけが成功するのだと決めつけずに、自分も自分にとって心地よい成功を目指して進んでいけばOK。そんな気持ちで日々に向き合えば、どんな状況でも自分を成長させることができるはずですよ。
うらやましいという気持ちがあれば、ハイスピードで成長できるはず。ちょっぴり嫌な考え方も踏み台に変えて自分自身を高めるために活用すれば、比べるだけの自分よりもずっと素敵な自分に出合えます。うらやましいと感じたらラッキーだと考えて、前向きなエネルギーに変えてくださいね。
(Nao Kiyota)