SMAP解散によって、ネット上では“大親友”の木村拓哉と明石家さんまの友情にヒビが入ったという悪評が広がっている。だが、実のところそんなことはなく、年始の挨拶をさんまが木村にメールしており、以前と変わらないようだ。
そんな2人の関係は、2002年の連ドラ「空から降る一億の星」(フジテレビ系)から始まった。撮影中、さんまの進言によって木村はゴルフを始めている。
「さんまは30歳になる木村のために、ゴルフクラブ一式をプレゼント。以降、10年以上にわたって2人はラウンドを回り、今では木村の趣味にサーフィン、ギターのほかにゴルフが加わっています。ゴルフウエアのMunsingwearのアジアのブランドキャラクターに抜てきされたこともあるほどです」(ベテラン芸能レポーター)
互いの呼称は独特で、木村は「おじき」、さんまは「ドラ息子」と呼び合うところに2人の絆の強さがうかがえる。そんなドラ息子の2014年誕生日にさんまはエッジが効いた贈り物をしたことがあるそうだ。
「DSQUARED2というイタリアブランドで、お値段は19万6560円ほどの高級カバンをプレゼントしているんです。木村好みのダメージデニム調で、フェルト生地で“D・O・R・A”とプリントされたもの。このプリントはさんまが夜中4時頃、自分で貼ったそうです」(前出・ベテラン芸能レポーター)
これは木村の宝となった。ゴルフシューズやゴルフボール、ウェアなどを入れ、ゴルフに行く際のマストアイテムになっている。“世界に一つだけの花”ならぬ、世界に一つだけのカバン。それは、2人の友情の証と言えよう。
(北村ともこ)