【対岸の火事】“詩穂”&“達也”がともに「ワケアリな親と対話」展開が教えてくれた「大切なこと」

 多部未華子主演ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系)が6月3日に最終回を迎え、10話の平均視聴率は6.1%、全話では5.96%だった。

 今作の原作は「わたし、定時で帰ります。」で知られる朱野帰子氏による同名小説。専業主婦の村上詩穂(多部)が、ほぼワンオペのキャリアウーマンで隣人の長野礼子(江口のりこ)とエリート官僚で育休中の中谷達也(ディーン・フジオカ)と出会い、自分の生き方を模索していくというもの。

 母の死によって、家事一切を子供のころから押し付けられてきた詩穂は、父を許せず高校を卒業と同時に家出。達也は、エリート一家の中で、息子を優秀な子に育てなければならないというプレッシャーから過激な教育ママとなった母からの虐待がトラウマになった。

 最終回では、詩穂は父・純也(緒形直人)と、達也は母・理恵(長野里美)とようやく対話する時間をもった…。

 視聴者からの感想としては「とっても良かった。最終話、見終わり涙が溢れました」「男性にこそ観てほしいドラマだと感じる。働いてる男性は家事に理解すべきだし、家事をしていない子供含めて色んな世代、いろんな立場の人が見るべきだと感じた」「疎遠になった親を『簡単には許せない』というセリフ、すごくリアルだと思った」など、観る人それぞれの人生と重なり合わせて視聴している印象だった。

「昭和初期から中盤は、3世代同居が当たり前で、ドラマは嫁姑問題を扱うものが多かった。けれども平成、令和になって、核家族問題から生じたワンオペ育児、主婦の孤立が主流になったように感じます。今作の結論としては“家族全員で支え合う、家族がいなければ近隣の友人と支え合う”ことなのかと感じました」(テレビ誌ライター)

 助け合って生きることの大切さを教えてくれたドラマだったようだ。

Asa-Jo チョイス

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