現在放送中のドラマ「増山超能力師事務所」(日本テレビ系)で主演を務めているお笑いコンビ、ココリコの田中直樹。田中は01年公開の三谷幸喜脚本・監督の映画「みんなのいえ」で主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞してから役者としての才能が開花。3年先までオファーが埋まっていると言われている。
「これまでの田中は『できない男』『器の小さい男』『ダメ男』といったモテないタイプの男を演じてきましたが、今回のドラマでは『器の大きなできる男』を演じています。人の心が読める超能力を持っている設定で、超能力を発揮する際は右手であごを隠すようなしぐさをするんです。このしぐさが一部では『長いあごを隠しているのでは』と注目されたりもしていますが、何より『演技が上手くなった』『ゴリ押し俳優やアイドル俳優よりはるかに俳優らしい』といった称賛が多数。確かにダメ男からできる男まで、幅広いキャラクターを演じられることは俳優として喜ばしいことですが、田中はあくまでも芸人であり俳優ではありません。できることなら『ダメ男を演じさせたら田中しかいない』と言われるくらい、ダメ男を究めてほしいですね。実は映画関係者の間では、田中にはそうなってほしいという声が数多く挙がっているんです」(映画製作会社関係者)
今後、芸人・田中はどんな役を選ぶのか。