「伝説のボキャブラ芸人」が議員に!旧知の構成作家が驚いた「選挙演説での激変ぶり」
社民党比例代表で当選を果たしたラサール石井をはじめ、歌手の世良公則、「RADIO FISH」の中田フィッシュら、芸能界からも出馬が相次いだ7月20日投開票の参議院選挙。同日に行われた埼玉県の三郷市議会選挙では、1990年代に「ボキャブラ芸人」として一世を風靡したX-GUNの西尾季隆が出馬。見事当選を果たしている。
西尾について旧知の構成作家が語る。
「ブレイクのきっかけとなった『タモリのボキャブラ天国』(フジテレビ系)では体重100キロオーバーの“デブキャラ”で知られ、体型をフル活用したボケで大ウケを連発。X-GUNは後継番組の『Superボキャブラ天国』『超ボキャブラ天国』にも出続け、ボキャブラ芸人として最長出場の記録を持っています。当時は爆笑問題やネプチューン、海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)とともに東京のお笑いシーンを代表する存在でしたね」
2006年には、「ズバリ言うわよ!」(TBS系)で細木数子氏(21年に他界)のアドバイスによりコンビ名を「丁半コロコロ」に改名したことも話題となったが、その後、X-GUNに再改名している。
無所属で出馬した三郷市議会選挙では33人中3位の得票で当選した西尾。前出の構成作家は「ここ20年ほど会っていなかったのですが、せっかくなので選挙演説を見に行きました」といい「激変ぶりに驚いた」と明かす。さらにこう続ける。
「いちばん変わったのが体型ですね。激ヤセしてホオがこけていた。最後に会った時も『腸の病気で痩せた』と言っていましたが、さらに一回りスレンダーになっていました」
加えて衝撃的だったのが「演説の内容」だったという。
「演説を聞いてみると、三郷市のインフラ強化や防犯対策など非常に説得力のある内容ばかり。西尾にはトークでボケまくっているイメージしかなかったので『こんなにしっかりしているのか』と衝撃的でした。彼ならタレント議員の枠を超えた仕事をしてくれると確信しましたよ」(前出・構成作家)
“バツグンの議員活動”に期待したい。
(塚原真弓)
