昨年3月にタイで性別適合手術を受け、8月には戸籍上の性別も“女”と認められた、タレントのKABA.ちゃん。本人は、“もっと、もっと女らしくなりたい”との思いから、声帯や整形手術を行っていた。
2月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では、二重まぶたにする手術を韓国で行うKABA.ちゃんに同行。これに対し共演者のオネエ仲間であるIKKOからは「整形のしすぎ」と言われると、「なりたい顔にならなかったから、やり直した」と反論。“おぐねぇー”こと小椋ケンイチからは、「誰かが止めないと。なりたい顔には一生なれない」と諭されても「なれるわよ!」と語気を強めて答える一幕も。
実は以前から、KABA.ちゃんの整形に関しては視聴者からも「整形モンスターにならないか心配」といった声が上がっていた。
整形に詳しいジャーナリストも「指摘通り“整形依存”に陥っている可能性がある」と言う。
「人間は、病的なことでない限り、バランスが取れているんです。例えば、鼻を高くした。すると、頬骨とのバランスが崩れる。そして頬骨を手術すると、今度は額とのバランスが崩れる。では、顔を骨格から何から何まで整形したとしても、体とのバランスがチグハグになる。このように、どこかで妥協しないとどんどん“整形スパイラル”にハマっていく。ただ、こうした依存も一般人だと経済的にストップできるのですが、芸能界などの場合は歯止めが効かなくなる人も多い」
皆の心配を、KABA.ちゃんが受け止めてくれればいいのだが。