夏バテ女子は隠れ更年期障害対策を!ホットフラッシュに負けない夏フェムケア3選
今年もあっという間に梅雨明け、猛暑の季節がやってきました。
実は夏場、更年期の方が症状悪化する傾向にあります。知らぬ間に体調を崩さないためにも、今日からできる予防と対策をしていきましょう!
●夏場はホットフラッシュやめまいが悪化しやすい
更年期はホルモンバランスの乱れや低下により症状が出てくるのですが、ホルモンバランスの司令塔は自律神経と連動しているため、大きな気温変動で自律神経が乱れると一緒に乱れてしまいます。さらに湿気で不快感も増すので、夏場の更年期障害の症状でのお悩みとしてはホットフラッシュがトップに立ちます。
また、同様に自律神経の乱れでめまいも感じやすくなる方が増えます。めまいは血液・体液の循環不良も原因なので、自律神経の乱れだけでなく、汗で水分不足となって脱水で循環が悪くなっている方も多くいらっしゃるようです。
対策①:過剰な冷房を避ける
ホットフラッシュがあると、どうしてものぼせて暑さを感じやすいので冷房をがんがん入れがちなのですが、外気との急激な温度差は身体に負担になるのと、急に冷やすことで血行不良になりやすくなります。
めまいも含め、自律神経の動きが悪循環になりますので、なるべく大きな温度変化を起こさないよう意識してみましょう。
外出時にハンディファンや首に巻くひんやりグッズを持つ、冷房対策のストールを持つなど、温度変化に緩やかに対応できるグッズを持つのがおすすめ。
対策②:湯舟に浸かる
夏はシャワーで済ませる方が圧倒的に増えてしまいますが、夏もなるべく湯舟に浸かるようにしましょう。湯舟に浸かることで体液の流れが正常化しやすくなるのと、筋肉の緊張も緩むので、自律神経が整いやすくなります。身体を緩めた後に眠りにつくと睡眠の質も上がりやすいので、夜お風呂に入るのがベストです。
対策③:寝室の温度管理を快適温度に変更
自律神経の乱れを戻すのは睡眠が一番いいのですが、質の悪い睡眠で逆に悪化させることも。以前はクーラーのつけっぱなしは身体に悪いと言われていましたが、最近は深夜でも30度を超えることも多く、暑くて起きてしまうこともありますよね。
28度くらいの高め温度で冷房をつけ、直に冷風が当たらないようにすればつけて寝ても大丈夫。できるだけ寝る直前はスマホをみないようにすると脳に刺激もいかないのでよりGOODです。
ホットフラッシュやめまいの症状は一度で始めるとつらいもの。特別なアイテムを使わなくてもフェムケアにつながる行動はたくさんあります。更年期症状と夏バテのWパンチにならないようしっかりいたわりながら過ごしましょう。
(安藤恵美)
