「お笑い界はそんなやつ絶対売れない!」渡部健 あの川越シェフの動画スタッフに見せた“硬派な一面”とは
2020年に起こした「多目的トイレ不倫」で、一時芸能活動を自粛した過去を持つアンジャッシュの渡部健。意外にも、と言っては失礼かもしれないが、「硬派」な一面を見せた。
それは、「川越シェフ」の愛称で知られる料理人の川越達也氏のYouTubeチャンネル「川越シェフだよ。」(7月29日付)にゲスト出演した際の一幕だった。
川越氏のチャンネルスタッフは、俳優、女優が本業ながらそれだけで食べていくのは困難だからと兼業するイケメン、美女ぞろい。「チャンスのつかみ方」について問われた渡部は、スタッフとしての技術も磨きつつ、本末転倒にならないよう芝居のトレーニングもすることを提唱しつつ、“あるある”な、悩ましい問題に直面した時の考え方について持論を熱い口調で、こう明かした。
「どっちを力入れるかという話になってくるんですが、オレも芸人の若い子から相談を受ける。(その相談内容として)『ボク、今ポーカー頑張っていてポーカーの大会出まくってます。お笑いのネタ作る時間がなくて、どっちやったらいいですかね?』は、もう結論は1個で、両方死ぬ気でやる。それしかない。どっちかを選んでるじゃなくて、いやいやいや両方マジで100・100で200(%)やらなきゃダメだなっていう話はする。こっちに比重置くからこうで…ってやってると、お笑い界はそんなやつは売れない!絶対に」
かつて、すれ違いコントで人気を博し、「爆笑オンエアバトル」(NHK)、「エンタの神様」(日本テレビ系)など数多くのネタ番組に児嶋一哉と「アンジャッシュ」として出演しつつ、食レポ、高校野球と知識の幅を広げた渡部。芸能活動自粛前には、「王様のブランチ」(TBS系)やフジテレビ系の音楽番組で総合司会も務めた。
自粛から復帰後はすっかり低姿勢な態度が目立つ渡部の、久々に硬派な一面を見ると、佐々木希ほどの美人女優を射止めただけのことはある、と改めて感心してしまった…。
(所ひで/YouTubeライター)
