家族の靴下脱ぎ捨て問題……これら“名もなき家事”を減らすために行いたいこと
脱ぎっぱなしの靴下やカゴに入れずに床に置かれた服の処理、誰もやってくれないゴミの分別……なぜか減らないこれら“名もなき家事”に悩まされていませんか? 次のような工夫で負担を減らしましょう!
■名もなき家事を見える化する
「朝食の食器を洗う」「ゴミを出す」「床に落ちた靴下を拾う」など、日々取り組んでいる家事を付箋に書き出しましょう。書き出したら、家族全員が見られるホワイトボードやカレンダーに貼って共有します。いつもどんな家事をしているのか、具体的な家事の内容を把握できるようにすることで、子どものお手伝いやパパのサポートも受けやすくなりますよ。
■家族が家事をする仕組みを作る
家族に家事を頼んでも「どこに何があるか分からない」「やり方が分からない」と言われ、結局やってもらえない……ということもあります。これを防ぐには、家族が家事をするように落とし込んで仕組み化することが大切です。例えば、靴下を脱ぎっぱなしにさせないため、脱ぎやすい場所に“靴下用”の小さなカゴを設置するのです。「帰ってきたら、とりあえずここに靴下を入れる」というルールを決めることで、靴下が床に散らばるストレスから解放されやすくなります。
■完璧を求めない
ルールを作っても、方法を明確にしても、すぐには家族全員が思い通りに行動してくれないかもしれません。そんなときは責めるのではなく、少しだけ手を抜く勇気も大切です。例えば、食器の洗い方やゴミのまとめ方が多少雑でも、まずはやってもらえたことを褒めてみましょう。「ありがとう、助かったよ!」という一言が家族のモチベーションにつながり、協力体制を築きやすくなりますよ。
“名もなき家事”を減らすためには、家族が「家事を分担するチーム」になる意識を持つことが大切です。1人で抱え込むのではなく、積極的に家族と共有して協力しやすい状況を作りましょう。
(Nao Kiyota)
