ヒロシ 2年に1度のペースで出演する「徹子の部屋」で語った古着屋「ミライ堂」に黒柳徹子が目を輝かせたワケ
9月15日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にゲスト出演した、今や「キャンプ芸人」と言ったほうがいいヒロシ。ヒロシが同番組に出演するのは今回で6回目。ブレイクのきっかけとなった「ヒロシです」で始まるモノローグの自虐ネタを、番組を進行する黒柳徹子は「ちょっとやっていただけますかね?」と笑顔で頼み、ヒロシがやんわりと「あれはもう…やってないですね。いっさい」と辞退するも「お願い」と言い、引き下がることはなかった。
ヒロシが「徹子さん聞いてました?ボク、『やってない』って言いましたんで…」と重ねて断るも、「そうですよ。でも、ここだけではお願い。お願いしますよ」と黒柳も譲らず。ヒロシが「そうですよ。ここだけではなぜか、やる流れになってるんですよ…」とあきらめたような言い方をすると、徹子は「そうです。お願いします」と凛とした声でネタをやるように促した。
しかしヒロシが「でも徹子さん、もう飽きたでしょ?」と質問すると、黒柳は「飽きないのよ全然。あなたのアレ、面白いから。皆さんだって飽きませんよ!」とヒロシの背中を押し、CMが明けてからネタ披露となった。
ヒロシは今年4月から、東京・新中野で古着屋「ミライ堂」を始めている。「古着に興味が出てきて」と語るヒロシは、アメリカとタイで買い付けをして来たことも明かした。「昔から、汚れが落ちるのを見てるのが、すごく好き」と言い、タイやアメリカで買い付けてきた服を洗濯機で洗う様子をずっと見ていることが「楽しくて」と徹子に説明した。話すヒロシも聞いている黒柳も、2人ともキラキラと目を輝かせていたことが印象的だった。
黒柳は9月8日放送の同番組に初出演した藤井風と「もう(番組が)終わっちゃう」と困ったような表情を2人で浮かべ、「ご飯食べに行く?」「行く」と約束していたことが話題になったことは、記憶に新しい。そんな藤井と黒柳は1週間後の15日、つまりヒロシが同番組に出演した日には、2人で「スイーツデート」したことをそれぞれのインスタグラムのストーリーで報告。「有言実行する2人のことは信用できる」「社交辞令で終わらせない2人が好き」といった声がネット上には相次いだ。
黒柳が藤井を気に入ったことは言うまでもなかったが、ヒロシもまた黒柳に気に入られていることは有名だ。
黒柳は、夢を抱いてそれを実現する行動力のある人が好きなのではないかと思う。黒柳自身が「有言実行の人」であるからこその「好きなタイプ」なのかもしれないが、そんな正直な黒柳をさらに好きになった。
(森山いま)
