コシノジュンコ 40歳ほど年下の歌手・川島ケイジに対する「応援」や「経済的援助」で考える「推し活とパトロンの違い」
新人デザイナーの登竜門「装苑賞」を最年少の19歳で獲得し、世界的デザイナーになったコシノジュンコの、年齢を非公開にしているがおよそ40歳年下の歌手・川島ケイジに対する“推し活”が注目されている。
コシノは東京在住で現在86歳。仕事場の近くで夫、息子夫婦、孫3人の7人暮らしをしているというが、9月22日発売の「女性セブン」によると、川島のステージ衣装のほとんどはコシノがデザインしており、コシノがパーソナリティを務めるラジオ番組にゲスト出演させたり、地方で開催される講演会に同行させたりしているという。地方に行く場合は、川島のために高級ホテルの一室が用意され、コシノも同じホテルに泊まるため、川島のファンから誤解を受けたこともあったと報じられている。
川島はまだ世間的には知られていないが、真矢ミキ、作曲家の湯川れい子氏、故・安倍晋三氏の妻である安倍昭恵氏など、マダム層を中心に注目されている存在だそうだ。
アパレル関係者のコメントとして「抜群の歌唱力を誇り、長身で甘いマスクの川島さんは、コシノさんの理想の男性像なんだそう。ファッション業界では彼女の寵愛を一身に受ける“推し活”の対象としても知られています」と掲載されている。さらには同一人物のコメントとして、昨年の一時期、コシノが川島への支援をストップしたことがあったといい、「別の女性との関係を疑ったコシノさんが激怒し、出入り禁止を通達したという話も囁かれていました。その後、川島さんがコシノさんに謝罪したことで関係が復活し、支援も再開されたと聞いています」とも明かしている。
ここで思い出してほしいのが、「推し活」とは「金は出しても口は出さない」をモットーに、「推し」を支援する行為であることだ。つまり前出の証言が事実なら、コシノがしていることは「推し活」ではないのではないだろうか。
一方で「パトロン」とは、特定の個人や団体に経済的支援や人脈や影響力で貢献する人物のことを指すから、コシノの場合は「推し活」より「パトロン」といったほうがぴったりする気がする。
川島はメジャーデビュー前に結婚しているが、突然、妻と暮らしていた家を出て離婚も口にしているそうだが、それはコシノと何か関係があるのだろうか。
ネット上には「ジュンコさんが86歳と知って驚いた。お若い!」「川島ケイジさんて鳥羽潤にISSA風味を足した感じのイケメン」「梅沢富美男も若い頃はパトロンがいたって言ってたな」「推し活とはパトロンになりたくてもなれない人がすることでもあるよね」など、さまざまな意見が飛び交っているが、少なくとも「川島ケイジの歌声」を聴いてみたくなった人は多いのではないだろうか。
(森山いま)
