“策士”菊池風磨が増幅させるtimelesz「6日連続新展開とドーム快挙」ものスゴイ需要!
8人組男性グループ・timeleszの猛進がエグいことになっている。
10月1日、猪俣周杜がKis-My-Ft2・二階堂高嗣、令和ロマン・松井ケムリと共演する「ニカゲーム」(テレビ朝日系)がレギュラー化された。2日には、グループがCMキャラクターに就任したスマホ充電レンタルサービス・CHARGESPOTのペアの屋外広告が順次展開された。3日には、橋本将生にとって連ドラ初主演作「ひと夏の共犯者」(テレビ東京系)がスタート。4日には、松島聡の連ドラ初主演で、猪俣の連ドラ初出演作でもある「パパと親父のウチご飯」(テレ朝系)がスタートする。そして5日には、「timeleszファミリア」(日本テレビ系)の初回SP放送があり、翌6日からレギュラー化。およそ1週間にわたって、メンバーが連日にわたって地上波に出演するのだ。
そもそもtimeleszは昨年、前身グループのSexy Zone(セクゾ)からマリウス葉に続いて中島健人が脱退したことによって誕生した。同年9月から今年2月まで、Netflixシリーズでドキュメント番組「timelesz project -AUDITION-」で追加メンバーオーディションの模様が世界配信されると、Xで関連ワードがトレンド入り。通称「タイプロ」が、日本トレンドで1位になった。
シリーズ最終回で、オリジナルメンバーの佐藤勝利、菊池風磨、松島に加えて、元ジャニーズJr.(現・ジュニア)の寺西拓人と原嘉孝、一般から橋本と猪俣と篠塚大輝が選出されて、8人体制となることが発表された。以降、すさまじいスピードで地上波進出、楽曲リリース、コンサート開催、レギュラー番組の夢を叶えていき、2025年の“顔”になった。
セクゾ時代から推していたファンの“担降り”(ファンから降りる)もあったが、新規ファンも獲得。6月に発売されたアルバム「FAM」は、初日で48.5万枚を売り上げて1位を獲得(オリコンデイリーアルバムランキング調べ)。セクゾの初日記録を塗り替えた。その6月にアリーナツアーを成功させて、12月に京セラドーム大阪、来年1月に東京ドームの2大ドームツアーを控える。デビューイヤーに2大ドームを達成するのは、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティスト史上初だ。
人気の火付け役はNetflix。timeleszは超高速で売れた“超優良物件”とあって、来年に「timelesz project -REAL-」が再び世界配信される。地上波と配信の両輪でさらなる高みを目指すが、需要は加速するとエンタメライターは分析する。理由は、“策士”の菊池の存在だ。
「timeleszの番組は、軒並み見逃し配信のTVerのバラエティ部門で1位になっており、レギュラー番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)もFOD(フジテレビオンデマンド)で首位に立っています。その陰に隠れた感がありますが、菊池さんは二宮和也さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんとのYouTube番組『よにのちゃんねる』も継続していて、100万回超え再生が当たり前。チャンネル登録者数492万人超えのトップYouTuberでもあるのです。オールラウンダーで策略家でもある菊池さんがtimeleszの手綱を握っているうちは、安泰。いや、加速するでしょう」
timeleszの需要過多は越年する。
(北村ともこ)
