【終幕のロンド】草彅剛“戦争シリーズ”と違う役柄に安心感!視聴者の涙が止まらなかった「セリフ」とは
草彅剛主演ドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」(カンテレ、フジテレビ系)が10月13日にスタートし、初回の平均視聴率は5.9%だった。
今作のあらすじは、エリート商社マンとして妻と幸せに暮らしていた主人公・鳥飼樹(草彅)だったが、息子を出産した後に妻が急逝。そのショックから立ち直れずにいた樹だが、妻の遺品整理を担当してくれた遺品整理人の磯部豊春(中村雅俊)と出会い、磯部の会社に転職した。
樹が遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した人の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく姿を描いた心温まるヒューマンドラマ。
視聴者の感想としては「樹は単なる遺品整理人ではなく、人の悲しみ苦しみにも寄り添う仕事なのだと感じた」「草彅さんのドラマはやはり良い」「草彅ドラマに外れなし」「『昨日まで自分を待ってくれていた人が明日も待ってくれているとは限りませんから』というセリフに涙が止まらなかった」「何度も泣いたりほっこりしたりした」など、草彅を俳優として高く評価しつつ、1話から感動の涙を流した人も少なくなかった。
「草彅とカンテレといえば『銭の戦争』(2015年)、『嘘の戦争』(17年)、『罠の戦争』(23年)の“戦争シリーズ”が有名ですが、今回のタッグでは“純粋に心優しき人”を演じています。復讐を内に秘めた人間の役もいいですが、やはり、樹のようなそばにいてほっこりする人間像の役は、草彅ならではの安心感がありますね。シングルファーザーの遺品整理人という役どころは、ややもするとお涙頂戴的になりがちですが、今作は、単なるヒューマンドラマではない何かが隠されているようです」(テレビ誌ライター)
サスペンス的要素の匂いもする今作。今後の展開が楽しみだ。
