【ぽかぽか】キンプリ高橋海人が「やってみたかった」と喜んで挑んだ日本古来の遊び「投扇興」はブームになるか
10月27日放送の「ぽかぽか」にゲスト出演したKing&Prince高橋海人が「やってみたかった」と目を輝かせながら挑戦した、江戸時代から日本に伝わる「遊び」の1つである「投扇興(とうせんきょう)」が話題になっているようだ。
「枕」と呼ばれる台の上に設置した、「蝶」と呼ばれる”やじろべえ”のような形をした「的(まと)」に向かって「扇」を投げ、投げ終えた時の「扇」「枕」「蝶」の配置や形によって点数を競い合う遊びだ。投げた「扇」「枕」「蝶」の配置や形は、「源氏物語」や「百人一首」になぞられた名前が付けられており、それぞれ点数が決まっている。
この日、人生で2度目の投扇興に挑戦した高橋は、3投して15点以上を出せれば、高橋を含めた出演者と観客全員に「安曇野プレミアムサンド」という洋菓子がプレゼントされるから頑張れ、とプレッシャーをかけられた。結果、1投目「藤袴」2点、2投目「夕霧」5点、3投目「花散里」3点で合計10点しか獲得できなかった。しかし、泣きを入れてもう1度だけチャレンジした4投目には「須磨」10点という、「蝶」が地に落ち、「扇」が「枕」にもたれ、「扇」「枕」「蝶」の順に一直線に並ぶという「高得点」を獲得。誰もが大喜びすることとなった。
高橋は2投目の前にMCの岩井勇気から「そのまま扇を当てようとしてもダメ。扇は1回転するから」、もう1人のMCである澤部佑から「だから(扇の)持つところを(蝶と呼ばれる的に)当てる感じ」とアドバイスを受け、見事に2投目は点数をアップさせたため、ネット上には「アドバイスを即、活かせる高橋海人スゲェ」という声があがっている。また、投扇興の点数を判定する桂田園子氏が、高橋を目前にしたことで非常に嬉しそうだったことも視聴者には印象的だったようだ。
投扇興の道具一式は調べてみたところ、安くても1万5000円ほど、高いものは10万円以上するようだ。ネット上には「やってみたい」と声をあげている人が非常に多いから、どこかのおもちゃメーカーから、安価なプラスチックで作った「枕」と「蝶」に和風な紙製の「扇」をセットにした「プラスチック投扇興セット」がリリースされたらバカ売れするように思うのだが。
(森山いま)
