【終幕のロンド】草彅剛“鳥飼”と中村ゆり“真琴”以外にも…「不倫&虐待」続出の展開に「遺品整理の話は?」で脱落者激増か
草彅剛主演ドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」(フジテレビ系)の第5話が11月10日に放送された。平均視聴率は初回の5.9%から徐々に右肩下がりとなり、5話では4.4%と、最低視聴率を更新している。
遺品整理人の鳥飼樹(草彅)は、すい臓がんで余命3カ月と宣告されたシングルマザーの鮎川こはる(風吹ジュン)から生前整理を依頼されていた。鳥飼は、御厨家に嫁いだ鮎川の1人娘・真琴(中村ゆり)も交えて整理をする中、真琴の父親は誰か?ということに突き当たる。
鳥飼は“私が死んだら真琴に渡して”と鮎川から渡された小箱を、真琴に見せてしまう。その中には、真琴の父に関するものが入っていた。母親に別れた真琴の父を会わせたいと思った真琴は、鳥飼と一緒に父親の足跡をたどり、伊豆へと向かう。そこで、真琴は体調を崩してしまい、旅館に鳥飼と休むことになったのだが…。
この展開に視聴者からは「人間ドラマみたいなのを期待していたのに、なんか違う」「これって、状況からすれば不倫を疑われてもしょうがないよね。なぜ病院に連れて行かないのかな?」「遺品整理もう関係ないやん。思ってたドラマと違う。面白かったらいいけどつまらん」など、純粋な遺品整理に伴う人間ドラマを期待していた人たちをガッカリさせている。
「真琴の夫・御厨利人(要潤)は、真琴が執筆している絵本の担当編集者・森山静音(国仲涼子)と第4話で不倫関係であることが確定しました。そして5話では、真琴と鳥飼が伊豆で急な豪雨に遭い宿泊することに。鳥飼の同僚・久米ゆずは(八木莉可子)は、母親の真理奈(雛形あきこ)から搾取されていて、お金がないと言うと男と会って稼いで来いと言われてしまう…。ドラマの前半は遺品整理にまつわるそれぞれの家族の話だったのが、ここにきて、不倫と親からの虐待の話になっていった。これには視聴者からも『このドラマのジャンルとかテーマって一体何なの?』『シンプルに遺品整理のお話を観たかった』『遺品整理にまつわる人間ドラマを見たかったのに期待はずれ』などの理由から、途中脱落。だからこそ、視聴率も下がったようです」(テレビ誌ライター)
次回は、鮎川の過去がひもとかれる様子。ますます、遺品整理とは遠のいていくようだ。
