JO1とINIが「サッカー日本代表アンバサダー」に就任も…大炎上を招いた「太極旗ソックリ問題」の顛末
11月10日、日本サッカー協会(JFA)とアディダスが「サッカー日本代表 2026」キャンペーン共同発表会を実施。来年のワールドカップに向けたキャンペーン「最高の景色を2026」の概要を発表した。
公式アンバサダーに就任したのは、ボーイズグループ「JO1」と「INI」のメンバーから選抜されたスペシャルユニット「JI BLUE(ジェイアイブルー)」。会場に登壇した各メンバーが意気込みを語るとともに喜びを爆発させた。サッカーライターが語る。
「このユニットに選ばれたのは、過去に社会人サッカーリーグでプレーしていたJO1の河野純喜ら、両グループの中でもサッカー愛の深い12人。サッカー界ではサポーターを『12人目の選手』と呼ぶことから、この人数での構成となりました。特設サイトのほかSNSでもキャンペーンがスタートしました」
グローバルな活躍で知られるJO1とINI。ワールドカップで世界の頂点を目指す日本代表のアンバサダーに最適な人選かと思えるが、ネット上ではまさかの猛批判にさらされている。
「青い代表ユニフォームを着たJI BLUEが日の丸をバックに登場するイメージ画像を巡り、『韓国の太極旗をモチーフにしているのでは』との指摘が相次いでいるんです。この画像では、日の丸の下に青いユニフォーム姿のメンバーが様々なポーズで躍動していて、アディダスの三本線のロゴが端に3つ配置されている。確かに構図から太極旗をイメージしてしまうことも理解できます」(前出・サッカーライター)
日本代表と韓国代表は「永遠のライバル」とも称されることから、SNS上では大炎上。JO1とINIの所属事務所・LAPONEエンタテインメントの資本の7割を韓国企業のCJ ENMが保有していることも相まって「ワザとに違いない」といった憶測が広がっている。前出・サッカーライターが続ける。
「今回の事態について、元JFA会長の川淵三郎氏のXのアカウントにも『どうにかしてほしい』との要望が殺到。13日には川淵氏が『広報に善処するよう連絡した』『広報部長がストップする旨連絡ありました』とポストしました。意図していなかったにせよ、なぜ協会は太極旗と似ていることを事前に気づけなかったのか。サッカー人気に水を差す痛恨の失態です」
JO1とINIもとんだ災難であった。
(塚原真弓)
