【じゃあ、あんたが作ってみろよ】に指摘される【良いこと悪いこと】を見習ってほしいことに思わず納得
11月18日放送の「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)第7話は、勝男(竹内涼真)が帰宅すると誰もいないはずの部屋に「誰か来ている!」というラストシーンで終了。そのため「もしや鮎美(夏帆)?」と思った人もいたようだが、すぐに次週11月25日放送の第8話予告で、母・陽子(池津祥子)が家出をしてきたらしく、訪ねてきたことが明かされた。
今作を普通に視聴していれば、今さら鮎美が連絡なしで勝男のいない部屋に入ることは「あり得ない」と理解できると思われる。しかしながら一部からは「わかっていても1パーセントの期待を持たせてほしかった」「第7話が終わったとたんに第8話予告で“勝男の部屋に来ていたのはお母さんでした”みたいなネタバレ展開はちょっと冷める」「せっかく第7話のラストで“誰が勝男の部屋に来てるのか?”と視聴者に気を持たせておきながら、すぐに予告で“正解はお母さんでした”とするのはやめてほしい。」などといったクレームの声があがっている。
中には「日テレの『良いこと悪いこと』を少しは見習って予告も丁寧に作ってほしい」「『良いこと悪いこと』みたいに予告も本編の一部として緻密に作ってほしい。『あんたが』は視聴率が高いからって作り方が雑」などと、放送中の間宮祥太朗と新木優子がW主演する「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)と比較して、次週になる前にネタをバラしてしまうような予告に批判する声もあるようだ。
この5年間で、世間の“ネタバレ”に対する感覚は、かなり大きく変わったように思う。展開を「知りたくない派」と「知っても平気派」の違いは何だろうか。
(森山いま)
