頑張らなくてもスリムになれる!痩せ体質に導くワンアクション
「私は体質的にスリムにはなれない……」と諦めていませんか? 実は“痩せ体質”は生まれ持ったものだけでなく、日々のちょっとした工夫で手に入れることができるんですよ。次のような“ワンアクション”を積み重ねて体質改善しちゃいましょう!
痩せ体質への第一歩は「食べる順番」です。最初の一口は、野菜やきのこ、海藻など食物繊維の多いものを選びましょう。最初から糖質たっぷりのものを口にするのではなく、食物繊維たっぷりのものを胃腸に届けることで、後から入ってくる糖質の吸収を穏やかにしてくれるのです。

すると、血糖値の急上昇が抑えられて脂肪をため込みにくい体へ整えやすくなります。さらに、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
食後に眠気が襲ってくるとソファに横になりたくなってしまいますが、ここは少しだけ踏ん張って食後の10~15分は家の中や近所をゆっくり歩きましょう。食後の軽い運動は、食事によって上がった血糖値を効率よく下げる手助けになります。

ただし、激しい運動は必要ありません。少し息が弾む程度のウォーキングが理想ですが、食事の片付けをするだけでもOKです。この習慣は肥満防止だけでなく、腸腰筋などお通じに必要な筋肉を鍛えることにも繋がって腸内環境の改善にも役立ちます。
特別な運動をする時間がなくても、日常動作の質を高めることでインナーマッスルを鍛えることができます。立つときも座るときも、顎を引き、背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締めましょう。

姿勢を整えてインナーマッスルを刺激することで基礎代謝がアップしやすくなるだけでなく、姿勢が崩れることで妨げられがちな深い呼吸が促されて代謝効率も高まりやすくなりますよ。
大きな変化は小さな習慣の積み重ねから生まれます。完璧を目指さず、「今日は1つだけやってみよう」という気持ちで、少しずつ自分のものにしていきましょう。無理なく当たり前のように続けられる工夫こそが「痩せ体質」をつくってくれますよ。
(Nao Kiyota)
