【終幕のロンド】草彅剛“樹”と中村ゆり“真琴”の他にも不倫が2組!純愛風な描かれ方も「興ざめ」要因か
草彅剛主演ドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」(フジテレビ系)の第9話が12月8日に放送され、平均視聴率は4.2%だった。
この物語は、有能な商社マンだった鳥飼樹(草彅)の妻が、1人息子の陸(永瀬矢紘)を残して病死した悲しみから立ち直れずにいたところから展開していく。その時に、妻の遺品整理を担ってくれた遺品整理会社の磯部豊春(中村雅俊)社長に救われ、商社を辞めて磯部の下で働くことになった。
当初は、遺品整理ということを通じて、死と向き合うさまざまな人との交流にフォーカスしたヒューマンドラマだと思われていた。ところが、樹が生前整理を頼まれていたクライアントの鮎川こはる(風吹ジュン)の御厨家に嫁いだ娘・真琴(中村ゆり)と、ほのかな不倫関係に…。しかも、御厨家と磯部家の間には、遺恨があることがわかる。
そして、9話では、真琴の夫で「御厨ホールディングス」専務・利人(要潤)と、真琴の担当編集者・森山静音(国仲涼子)は不倫関係にあるのだが、静音は、「利人には復讐のために近付いたんです」と樹に明かしたのだ。
視聴者からは「ヒューマンドラマかと思っていたら、復讐モノだったの?」「草彅さんの遺品整理人、初めはすごくよかったのに…」「真琴が樹を好きになる気持ちはわかるけど、どうしていきなり樹が真琴を好きになってるの?」など、ドラマの内容に納得できない視聴者が多いようだ。
「鮎川こはると真琴の父の画家、樹と真琴も不倫しているのに、まるで純愛みたいに描かれているのも“なんだかな~”という感じですね。このドラマが今クールの“がっかりドラマ”にランキングされるのもうなずけます」(テレビ誌ライター)
「草彅が好きだし、演技も好きだから観続けている」というファンの期待は、終盤で報われるのだろうか?
