M-1グランプリ「王者・たくろう以上にブレイクするかもしれない」決勝出場芸人の実名
12月21日にテレビ朝日系で放送された「M-1グランプリ2025」決勝。過去最多のエントリー数となった11521組の頂点に立ったのは、ボケの赤木裕と、ツッコミ・きむらバンドからなる結成10年目のたくろう。ファーストラウンドを2位で通過したたくろうは、最終決戦で9人中8票を獲得し、文句なしの王者に輝いた。
大会終了直後にオファーが殺到していると報じられている同コンビについてお笑い関係者が語る。
「赤木の挙動不審キャラはバラエティでも使い勝手がいい。彼らが活動している大阪では、きむらのMCとしての実力も折り紙付きなので、コンビそれぞれが様々な番組で活躍できそうです」
一方で「惜しくも敗退したものの、今大会で爪痕を残したことで、チャンピオンのたくろう以上にブレイクするかもしれない芸人がいる」と同関係者は指摘する。続けてもらおう。
「準優勝となったドンデコルテのボケ担当・渡辺銀次は、とにかく“平場”に強いんです。彼は40歳でそこそこ年齢も行っているので、その点も視聴者に受け入れられやすいでしょう」
M-1グランプリで決勝に進出する以前から、渡辺は芸人間で注目の存在だったという。
「彼は売れてもいないのに、“超売れっ子の空気感”を醸し出していた。2008年のM-1で同じく決勝2位だったオードリーの春日俊彰と同様、売れる前から雰囲気だけは仕上がっていたんです。今大会で結果を残したことにより、本当の売れっ子になる道が拓けました。来年は爆発的にブレイクするかもしれませんよ」(前出・お笑い関係者)
ニュースターの誕生に期待したい。
(塚原真弓)
