電撃結婚の波瑠と高杉真宙 「警戒する女」と「踏み込まない男」の相性が抜群だった理由
女優の波瑠と俳優の高杉真宙が12月23日、それぞれのインスタグラムで結婚を発表し、突然のビッグニュースに世間から驚きの声が上がっている。
2人は2023年放送のドラマ「わたしのお嫁くん」(フジテレビ系)で共演。同作は波瑠演じるズボラな主人公・速見穂香が、高杉演じる神レベルの家事力を持つ山本知博を“嫁”に迎えるというラブコメディーだ。
もちろんめでたいことであり、双方のファンからは祝福の声が相次ぐ一方、「まさかリアルでも結ばれるとは」という驚きも大きいようだ。
「というのも、波瑠はサバサバした性格かつ、孤高の女という印象を持たれがち。本人も、ティーン向けファッション誌『Seventeen』専属モデル時代を振り返り、『私も(モデルを)やり始めて気付きました。なんかちょっと…話が合う人、ほとんどいないな』と語っています。現在も、共演者と必要以上にコミュニケーションをとらないスタイルを貫いており、2018年放送のドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)で共演したHey!Say!JUMPの山田涼介がコロナ禍にオンライン飲み会へ誘った際には、『絶対しない。今後二度と飲みの誘いのメールはしないで』とキツめな口調で断られてしまったそうです(笑)」(エンタメ誌ライター)
SUPER EIGHTの横山裕が「どこに住んでいるか?」と聞かれ、素直に答えたうえで波瑠に同じ質問を返したところ、「何で教えないといけないんですか」と回答を拒否されたというエピソードも知られている。それだけに、波瑠と心の距離を縮めることは容易ではないことがうかがえる。
そんな波瑠のハートを射止めたのが、高杉宇宙だった。前出・エンタメ誌ライターはこう説明する。
「高杉は人見知りな性格で、共演者にガツガツいくタイプではありません。実際、年下女優の浜辺美波とは何度も共演しているにもかかわらず、終始『浜辺さん』と呼び続け、浜辺自身も『一定の距離感をずっと取られていた』と2021年放送のバラエティ『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で明かしています。浜辺は『美波たん』と呼んでほしいとお願いしていましたが、高杉は『美波たんさん』と、あだ名にもさん付けをしてしまうほどの生真面目さを見せていました。だからこそ浜辺は、高杉について『私が俳優さんの中で一番信頼しているっていうぐらい裏表がなくて、堅実で“好青年”という言葉がそのまんま当てはまるような人』とべた褒めしています」(前出・エンタメ誌ライター)
恋愛において積極性だけが正解とは限らない。相手の領域を尊重し、踏み込みすぎないことが、結果的に距離を縮めることもある。高杉が誠実さを貫き続けたからこそ、波瑠の警戒心を解くことができたのではないだろうか。
(本多ヒロシ)
