「来月マンションの更新があるから、このタイミングにペット可の部屋に引越して、猫を飼いたいのよね‥‥」。職場の先輩がランチの時にこんな話をはじめたんです。
ネコ好きで知られる先輩は、実家でも猫と一緒に過ごしていたそうですが、上京とともに都内のマンションに一人暮らし。おまけにもうすぐ32歳を迎えようという独身の身。当然ランチに同席していた女子全員が首を横に振ったのでした。
なんでも街のペットショップで偶然出会った子猫ちゃんにハートを射抜かれたようなのですが、独身アラサーOLが猫を飼うって、そんなにいけないことなのでしょうか?
そこで、猫を買うことに異を唱える「反対派」の意見を聞いてみました。
「独身女性が一人でペットを飼うと、残業やストレスで疲れた心も、ソレで癒やされちゃうのよね。精神的にも安定しちゃって、こんな生活も悪くないか‥‥って思いはじめたら最後。あっという間に婚期を逃しますよ」(29歳・事務)
「ペットがいると、お腹をすかせているんじゃないかと、帰宅が自然と早くなるんです。そうなるとアフター5の出会いもなくなるし、ましてや外泊なんてできません」(30歳・販売)
たしかに大人の恋愛は、昼間より夜の時間帯をどう使うかが重要。恋の進展にも影響してきます。だけどその一方で、「賛成派」とは言わないが、やや前向きに捉える人も。
「猫好き同士の出会いがないとは言えない。そういう人と出会えれば、むしろゴールは加速するかも?」(24歳・営業)
とはいえリスク(?)のほうが多いように思える、アラサー女子の猫問題。「婚期が遅れる」という都市伝説まがいな迷信、あなたは信じますか?