女優の堀北真希が2月28日付で所属事務所との契約を終了し、芸能界を引退した。堀北は、事務所のホームページに直筆のメッセージを寄せ、「素晴らしい14年間を本当にありがとうございました」と結んだ。
しかし、数々のドラマや映画、CMで活躍していた堀北の引退は実に惜しい。2015年8月に俳優の山本耕史と結婚し、翌16年12月18日に第1子を出産した堀北だが、家庭と芸能活動の両立はできなかったのだろうか?
芸能ジャーナリストは「所属事務所への不信感が引退の引き金」と言う。
「所属事務所のスウィートパワーは、日本全国で“かわいい”と噂されている女の子をスカウトし、芸能人として育ててきました。家族と離れ、寮生活をし、女の子たちは社長に褒められたくて、仕事に邁進するんです。堀北も、中学2年生の時にスカウトされ上京、15歳から20歳まで会社の寮暮らしをしていました。ですが、堀北が女優として軌道に乗ると、社長の目は有望な新人へと向けられていきます。堀北の場合は、桐谷美玲でした。そうなると、堀北は現場マネジャー任せになり、社長との距離ができてしまった。そこで不信感が生まれました。ですが、夫の山本は母親の個人事務所ですから、常に山本のみに目が注がれている。そんな関係性を羨ましく思ったのでしょう。子育てが一段落したら、姑の力で芸能界復帰もあり得ると思います」
ママとなった堀北の姿を、待ち望んでいるファンがいることを忘れないでほしいものだ。